絵本は、ちょっとした工夫で子どもたちの楽しみを増やしたり、対象年齢を広げたりすることができます。
そして、子どもたちの気持ちを鷲づかみすることができます。
今回は、有名すぎてスマホアプリにもなっている幼児絵本「やさいのおなか」を10倍?楽しくする方法をお伝えします。
「やさいのおなか」は親子や学級でコミュニケ―ションしながら読める良本
「やさいのおなか」は子育ての経験のある方や教育関係の仕事経験のある方には有名な絵本です。
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「やさいのおなか」は「これなあに」という問いかけと、答えになる野菜の断面図が黒いシルエットになって載せられています。
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そして、次のページにはシルエットだった断面図がカラフルになった絵と、答えの野菜全体の絵が載せられています。
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クイズ形式で進められているので、親子で楽しくコミュニケーションを取りながら読み進められる良本です。
幼稚園や小学校でも、教師と子どもたちで楽しめます。小学校3年生くらいまでは充分に使えます。
「やさいのおなか」の楽しさをアップさせる工夫
そのままでも十分に親子で楽しめる「やさいのおなか」ですが、楽しさをワンランクアップさせる超カンタンな工夫を紹介します。
まず、「やさいのおなか」の1ページ分よりタテに少し長いサイズの紙を準備します。
裏うつりしない、やや厚めの紙が理想です。
今回は、過去分で不要になったカレンダーの紙を用意しました。
1ページ分と照らし合わせた時にはみ出る上の部分を、写真のように折ります。
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そして、写真のように最後の野菜全体の絵が描かれたページに差し込んで…
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このように、絵を隠してしまいます。
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これを、紹介されている全ての野菜の絵に仕込めば完成!
「やさいのおなか」をこんなふうに楽しめます
この工夫をすることで、最初のシルエットだけでは正解が分からない子どもに、色つきの断面図を「ヒント」として示すことができます。
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本来はココで次のページをめくると答えが分ってしまいますが・・・
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![](https://sairan-web.com/wp-content/uploads/2018/04/kaeru.png)
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本来は答えになっていた色つきの断面図が「ヒント」になるので、子どもが正解にたどり着きやすくなり、子どものモチベーションが上がります。
ちょっとした工夫ですが、苦手な子も積極的に参加できるようになるので学級の雰囲気が盛り上がります。
家庭での読み聞かせでも親子の会話の幅が広がります。ぜひお試しください。