この記事は、もうすぐ校外学習(遠足や修学旅行)を控えている小学校の先生に向けて
の紹介をします。
目次
【基本編】教師の校外学習での「必需品リスト」
まずは、校外学習(遠足)に必要となる「基本的な持ち物(必需品)」をリストにしてご紹介します。
ココでご紹介するモノは、先生方の好みに関係なく絶対に必要なモノばかり。
チェックリストとしてご利用ください。
□ しおり
□自分の弁当・水筒(ペットボトル)
□ その他資料や書類(施設利用に関するもの)
□ お金①(施設利用料など必ず必要な分)
□ お金②(予備費用5000円~1万円程度)
□ 笛(首から掛けられるひも付き)
□ 腕時計
□ スマートフォン
□ タオル
□ ウエットティッシュ
□ 雨具(雨合羽のほうが良い)
□ カメラ(スマホでも良い)
□ わりばし(貸出用)
□ ポリ袋(スーパーの袋も可)
□ 救急セット(絆創膏、消毒液、脱脂綿、ガーゼ、テープ、トイレットペーパーなど)
以上のモノが揃っていれば、ほとんどの校外学習(遠足)で困ることは無いでしょう。
いくつか補足説明をしておきます。
水筒
まず、準備する水筒は、軽さを求めるか保温性を求めるか・・・です。個人的には、荷物にならないよう、軽さを追求してお茶や水の「ペットボトル」を持っていきます。
加えて、自分も含めた熱中症の対策として、粉末アクエリアスを1袋準備しておくと良いでしょう。水は自販機などで購入するよう考えておけば荷物になりませんね。
お金
次に「お金」は、当日利用する施設使用料や交通費などの「絶対に必要なお金」とは別に、緊急時に必要となる可能性も考えた「予備費用」を準備しておきましょう。
「予備費用」は封筒や100均で売っているチャックつきの袋に入れるなどして、別で管理しておくと良いでしょう。
雨具
そして「雨具」です。
雨具は後にも書いていますが、傘ではなく雨合羽イチオシです。
傘だと片手が塞がって不便ですし、列になった時に回りの子ども触れてしまう可能性もあって危険です。
救急セット
さらに「救急セット」は、事前に保健室の先生(養護担当)に相談をして、セットをひとつ作っておいてもらうと良いでしょう。
また、乗り物酔いによる嘔吐対策として、スーパーの袋やポリ袋を準備すると良いのですが、古いものは穴が開いていて、役に立たない場合があるので準備の際に気をつけましょう。
救急セットの中で外せないのは「トイレットペーパー」です。
トイレで使えますし、ティッシュがわりにも使えるので、ひとつあればかなりの戦力になります。
以上が、教師の校外学習(遠足)での「必需品リスト」でした。
ココからは、必需品ではないけれども、あると役立つ「便利グッズ」を紹介していきます。
【バッグ類編】欲しい時にサッと出せるよう整理整頓!
校外学習(遠足や修学旅行)は道中にモノの出し入れが必要なことが多々あります。そんな時に荷物の中をゴソゴソ探るのではなく、欲しいものがサッと出せるバッグ類があるといいですね。
荷物の整理整頓が進むバッグ類をいくつかご紹介します。
①リュックサック
校外学習ではひとつ、荷物を入れるために大きなバッグが必要になります。オススメなのは「リュックサック」。
リュックサックの良いところは
- 両肩にバランス良く負荷が掛かるので「疲れにくい」
- 両手を空けて作業ができるので「機動力アップ」
- お弁当から筆記用具、救急セットなど「たくさんの荷物を持ち運べる」
といったところでしょう。
ちなみに、私が使っているリュックサックがコチラ。
作りがシッカリしている上、肩や背中に当たる部分のクッションも十分。
お弁当、水筒、雨具、タブレットなど、手に持つと邪魔になる必需品もスッポリと収納できますし、内ポケットもたさくんあるので、小物を分類して収納できます。
デザインもカジュアル。
カラーも10種類ほどあるので、オシャレな色柄を好まれる方を含めて幅広い方に使われています。
②ウエストバッグ
校外学習では、ウエストバッグも重宝されるグッズのひとつ。
ウエストバッグの良いところは
- カバン(リュック)を降ろさずに、モノの出し入れが簡単にできる。
- 腰につけたままで使えるので両手がふさがらない。
- 目の届く範囲(腰)にセットできるので、安心して貴重品を入れられる。
といったところがあります。
私は、財布・スマートフォン・チケット類など、必ず使う重要な小物類は、ウエストバッグに入れています。
ちなみに、私が愛用しているのは、先のリュックサックと同メーカーのコチラ。
収納部分が長方形(タテ14㎝×ヨコ25㎝程度)なので、訪問施設などで突然受け取ったリーフレットなんかもスっと入れることができます。
【情報デバイス編】現代は校外学習(遠足)も情報戦!
今は、校外学習も情報化の波が押し寄せています。
バスの運転手や教師同士、時には学校とスマホでの電話やメッセージ機能を使ってマメに連絡を取り合います。また、地図のアプリで道を確認したり、時計で時刻を確認したり、アラーム設定をしてウッカリミスのないようにしています。
ココでは、遠足で使える情報デバイスと、それらを使う際に追加で使うと便利なグッズをいくつか紹介しておきます。
③腕時計
最近、腕時計をしない人が増えてきているようですが、サっと腕を見ただけで時間が確認できる腕時計はやっぱり便利です。
もし新たに準備されるなら、雨天決行な場合でも、プールや海でも何でも来い!なGショックがオススメ。
また、スマホ機能を兼ね備えた腕時計「スマートウォッチ」でも良いでしょう。
このスマートウォッチは、防水機能にLINEやTwitter等のSNS通知にも対応しているのに値段も割安。
最近は、LINEグループを活用して教師間で情報共有をすることも多いです。スマートウォッチを腕にハメておくと、手軽にLINEを使えます。
スマホを使う時にありがちな、手に持たなければならない手間が省けますし、何より「着信に気付かない」ということをかなりの確率で避けられます。
万歩計や健康管理機能もあるので、安価なスマートウォッチをお試しで使ってみるのもアリですね。
もしスマートウォッチでの生活に慣れていたり、スマホでiPhoneを持っていたりして、より機能の高いモノを考えていらっしゃるならコチラのアップルウォッチがオススメ。
値段はピンキリで、性能も値段相応でイロイロあります。それぞれのリンク先のサイトで比較検討してみてくださいね。
④ワイヤレスイヤホン
スマホを持つにしろ、スマートウォッチを持つにしろ、校外学習ではLINEなどのメッセージ機能ではなく「電話で直接、話をしたほうがいいこと」があります。
そんな時に超絶役に立つのが「ワイヤレスイヤホン」。
ワイヤレスイヤホンがあると、電話をする時にスマホを持つ必要が無く、両手が空くので
- ケガをした子どもの手当てや次の準備で荷物整理をしながら、離れている他の職員に連絡。
- 訪問先の施設の方と連絡をしながら、パンフレットやしおりを見たりメモを取ったりする。
といったことが余裕でやれます。
私が使っているのは、コチラのような耳の穴にはめ込む「完全分離型」のワイヤレスイヤホン。
値段は安いですが、スマホへの接続がスムーズで、作業をしながらの電話も問題なくできます。普段から散歩をしながら音声コンテンツを聴いたりもしています。
使用して1年以上経ちますが、故障もありませんので気に入っています。
小さいワイヤレスホンは落としたり無くしてしまったりするのが心配・・・という方は、こういった首掛けタイプがオススメ。
または、コチラのようなメガネを後ろからハメるような感じで耳に掛ける骨伝導タイプ
もありますので、好みに合わせて準備されると良いでしょう。
⑤モバイルバッテリー
そしてもうひとつ、校外学習で情報デバイスを使うのに便利なグッズが「モバイルバッテリー」。
言うまでもなく、スマホの充電に必要です。
LINEで情報共有をしたり、天気アプリで雲の動きを確認したり、地図アプリで道を確認したりしているとスマホの充電量がガンガン落ちていきます。
そして緊急時に
なんてことの無いように、校外学習(遠足)にはひとつ「モバイルバッテリー」を持っていきましょう。
バッテリーとスマホをつなぐケーブルが煩わしい…と感じる方は、このようなケーブル内臓のモバイルバッテリーが便利です。
⑥クリップボード・バインダー
学校教育でも、子どもたち1人1台パソコンを使って学習をするような世の中になっても、校外学習のしおりや訪問先施設への申込用紙など・・・重要な情報の書かれた紙はまだまだ無くなりません。
それらの紙を管理するのに「クリップボード・バインダー」は必須グッズのひとつです。
経験上、以下のような機能のあるバインダーがオススメです
- 表紙があって本のように閉じられる(書類に皺がよりにくい)
- ポケット機能が豊富(書類を分類して管理しやすい)
私は3~5年に1回、クリップボード・バインダーを買い替えるのですが、今はこちらを使っています。
また、バインダーは堅い表紙があるので、メモが必要になった時に台紙代わりにもなって便利です。
【天気対策編】雨・嵐・灼熱でも対応できる準備を!
次に、天気に左右されずに活動するためのグッズをご紹介しておきましょう。
何れも、誰もが知っているグッズではありますが、意外とその良さに気づいていないことが多いかと思います。
⑦帽子
帽子は必ず準備しましょう。
特に日差しのキツくなる春の校外学習(遠足・修学旅行)では、油断をすると熱中症になり得ます。
帽子を選ぶ際のポイントは以下の3つ。
- できれば黒を避ける(白と黒では熱の吸収量が3倍違う)
- 軽量(軽いほうが疲れにくい)
- つばがある(できれば360度)
使うほどの日差しでなければ、リュックに入れておけば良いのです。荷物になるようなモノでもありませんので、ふだん晴れた日に外に出ていない方はモチロン、必ず準備しましょう。
こういったキャップ型もありですが
熱中症を予防するのであれば、このような360度つばのあるモノを選ぶのがベストのようです。
⑧レインコート
校外学習(遠足)にレインコートもひとつ用意しておきたいものです。
雨具というと「傘」も連想しますが、両手がふさがらず機動力が維持できるという点でレインコートをオススメします。
年に何度も使うわけではないので、高価なものは不要ですが、ひとつは準備しておきましょう。
レインコートには主に以下の2タイプがあります。
- ポンチョタイプ
- 上下セットタイプ
それぞれにメリットとデメリットを挙げておきます。
ポンチョタイプ
「ポンチョタイプ」のレインコートはこのような上から羽織るタイプ。
まずメリットから。
- 着脱しやすい
- ゆとりのあるデザインであれば、リュックも覆える
- 蒸れにくい
そしてデメリット
- 風でなびきやすく、モノに引っかかることもあり、動きにくいことがある
- 足元から膝までが濡れやすい
上下セットタイプ
「上下セットタイプのレインコート」はこのようなビニール製の上下ジャージのようなもの。
まずメリットから。
- 風でなびくことがなく機動力抜群
- 靴を防水にしていれば、雨風が強くてもほぼ濡れることが無い
そしてデメリット
- 着用に少し手間がかかる
- リュックをレインコート内に入れられない場合は濡れる(コートのデザインによる)
- 蒸れやすい
レインコート最強の組合せは???
レインコートをポンチョタイプかレインパンツの2択にすると、お互いのデメリット絡んで悩みますが、最強なのは
レインパンツ(ズボンのみのレインコート)の上からポンチョタイプを被ること
です。
世の中にはこのような「レインパンツ」という、ズボンだけのレインコートがあります。
その上からこのようなポンチョタイプを着用すれば
- リュックが濡れる
- ひざから下が濡れる
という可能性を無くすことができます。
ちなみに、ポンチョタイプのレインコートはこのような使い捨てタイプもあります。
⑨防水シューズ
防水シューズも校外学習(遠足)用にひとつ準備しておきたいグッズ。
普通の靴だと雨が降った時に靴に雨が入り込んで、靴の中が濡れて不快になりますし、足が蒸れて、匂いや皮膚病の原因になることもあります。
なので、このような防水機能の付いたウォーキングシューズをひとつ準備しておきましょう。
黒系が嫌な方はコチラのようなオシャレな色合いのシューズもあります。
あまりに安いものや作業用のシューズは、靴が重くて歩くのに疲れることがあります。登山やウォーキング目的に作られたシューズを購入するよう気をつけてください。
万全の準備をして校外学習(遠足)を楽しもう!
今回は、学校の先生が校外学習に行くのに準備しておくべき持ち物(必需品)や、持っていっておくと便利なグッズをご紹介しました。
無いものを手に入れるにはコスト(お金)が掛かりますが、それで校外学習で過ごす時間が穏やかで有意義なものになるのであればありがたいコトです。
教師にとって穏やかで有意義な校外学習であることは、子どもたちにとっても穏やかで有意義で、さらには楽しい校外学習になるに違いありません。
コトが起こってから後悔しないよう、万全の準備をして校外学習を思いっきり楽しんでくださいね。
は、ぜひ参考にしてください。