教員採用試験で出題される教職教養に関する資料を穴埋め形式で学習できるよう、まとめました。
ここでは
生徒指導提要
に関する問題を掲載しており、具体的には以下の内容を問題にしています。
- チーム学校として機能する学校組織
重要なポイントは赤字にしているので、赤シートをスマホやタブレットの上にかぶせると消えます。
チェック教材の代わりにしてください。
同タイプの「時事問題編」をご利用になりたい方はコチラの記事をご覧ください。
穴埋め問題 ~文科省「生徒指導提要」より~
文部科学省「生徒指導提要」の全文はコチラ。
以下、出題される可能性の高い部分の穴埋め問題です。
チーム学校として機能する学校組織
チーム学校とは、「[ 校長 ]のリーダーシップの下、[ カリキュラム ]、日々の[ 教育活動 ]、[ 学校の資源 ]が一体的にマネジメントされ、教職員や学校内の多様な人材が、それぞれの[ 専門性 ]を生かして能力を発揮し、子供たちに必要な[ 資質 ]・[ 能力 ]を確実に身に付けさせることができる学校」と定義されています。
学校を基盤としたチームによる連携・協働を実現するためには、教職員、多職種の専門家など、学校に関係する人々に次のような姿勢が求められます。
①[ 一人で抱え込まない ]
一人でやれることには限界があります。一人で仕事をこなさなくてはという思い込みを捨てて[ 組織で関わる ]ことで、児童生徒理解も対応も柔軟できめ細かいものになります。
②どんなことでも[ 問題を全体に投げかける ]
些細なことでも、学年会や校務分掌の会議、職員会議、ケース会議等に報告し、[ 常に問題を学年全体、学校全体として共有する ]雰囲気を生み出すことが大切です。
③管理職を中心に、[ ミドルリーダーが機能するネットワーク ]をつくる
[ トップダウン ]の[ ピラミッド型組織 ]ではなく、情報の収集と伝達を円滑に進めるための[ ネットワーク ]を[ 学校の内外 ]につくることが求められます。その際、連携した行動の核となる司令塔(コーディネーターの役割を果たす[ ミドルリーダー ])の存在があってはじめて、役割分担に基づく対応が可能になります。学校規模、学校種、地域性などの実情に応じて、一人でなく複数の教職員(例えば、副校長・教頭、生徒指導主事、養護教諭など)が「[ コーディネーターチーム ]」として連携の核になるという方法も考えられます。
④同僚間での継続的な振り返り(リフレクション)を大切にする
[ 思い込みや[ 独善を排するためには、常に自分たちの考えや行動を[ 自己点検する必要があります。しかし、一人で内省的に振り返りを行うことには限界があります。[ 同僚の教職員間で[ 継続的に[ 振り返りを行うことで自身の[ 認知や[ 行動の特性を自覚することができ、幅広い他者との協働が可能になります。
はぜひご利用ください。