【2023年】教員採用試験で出る!時事問題20選+略語!~穴埋め問題あり~

2023年版教採時事問題アイキャッチ 教員採用試験「その他」

この記事では、2023年度の教員採用試験で出る可能性の高い「一般時事」や「教育時事」のニュース20コと略語12コをまとめてみました。

出題されそうな内容を絞りに絞ってまとめましたので「コレで完璧!」とはいきませんが、出題率の高いラインナップにはなっていると思います。

だいぶつ
  • 一般・教育時事問題の対策スタートとしてウォーミングアップしたい方
  • 直前期で後が無いなどの理由で、一般・教育時事問題の対策を最小限にとどめたい方
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はぜひご利用ください。

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教員採用試験で狙われる!「時事略語」12選

教員採用試験で狙われる時事用語(略語)

まずは、入門編として教採の時事問題で出題されやすい「略語」12こをピックアップしてみました。

時事略語

教員採用試験んで出題されそうな時事略語
だいぶつ
何の略か、日本語の意味くらいは言えるようにしておきたいですね。
教採で出題されやすい「略語」8つ
  1. SDGs・・・Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標
  2. SNS・・・Social Networking Serviceソーシャルネットワーキングサービス
  3. IoT・・・Internet of Thingsモノのインターネット
  4. AI・・・Artificial Intelligence人工知能
  5. ICT・・・Information Communication Technology情報通信技術
  6. IT・・・Information Technology情報技術
  7. WHO・・・World Health Organization世界保健機関
  8. STEAM(教育)・・・Science Technology Engineering Art Mathematics
  9. DX・・・Digital transformationデジタルトランスフォーメーション
  10. LGBTQ・・・Lesbian、Gay、Bisexual、Transgender、Questioning性的少数者性的マイノリティ)の総称
  11. GDP・・・Gross Domestic Product国内総生産
  12. ALT・・・Assistant Language Teacher外国語指導助手

 

教採できっと出る!「教育時事ニュース」10選

教員採用試験で出る教育時事ニュース

つぎに、教員採用試験で狙われそうな教育時事ニュース12コをまとめてみました。

 

① デジタル教科書

デジタル教科書

文部科学省は8月に、デジタル教科書の本格導入について方針を決めました。

ポイント
  • 2024年度に小学 年生から中学 年生を対象に 英語 で始める。
  • 早ければ2025年度から 算数数学 でも導入。
  • 当面は混乱を避けるため、紙の教科書 との併用をする。
  • 英語で導入するメリットとしては、 読み上げ 機能で聞き取りに学習効果が期待できるため。
  • 算数・数学での導入メリットとしては、図形グラフ の学習での学習効果が期待できるため。

 

 

② 教員免許制度

免許更新制の廃止と黒板に書かれたイラスト

教員免許更新制が7月に廃止されました。

ポイント
  • 廃止と同時に 自主的な研修 により教員の質を担保する制度の導入がされる。
  • 教員免許の更新制度を廃止すると同時に、教員の資質向上 を目的に、教員ごとの 研修記録 の作成を教育委員会に義務づけ。
  • 各教員の研修履歴は 校長 が把握し、今後の研修内容について 助言 をする役割も担う。
  • 教員免許更新制度では、教員免許の有効期限を 10 年と定め、更新のために 30 時間以上の講習受講を義務づけていた。
  • 指定された更新講習を受講しない場合は免許が 失効 することになっていた。

 

 

③ いじめと不登校

教員採用試験で出題されそうな教育時事問題 いじめと不登校

全国の小中学校が2022年に認知したいじめと不登校の件数について。

ポイント
  • いじめの件数は 51 万7163件で前年度より15.6% 減少
  • 不登校( 30 日以上の欠席)児童生徒の数は 24 万4940人で前年度より24.9% 増加過去最多 となった。増加は9年連続。
  • いじめの校種別認知件数は、小中高あわせて 61 万5351件で、前年比19% 増加 。重大事態の件数は705件で前年比191件(37.7%) 増加
  • 同時に、教育支援センターやフリースクールなど学校外で相談や指導を受けて出席扱いになった児童・生徒は2万7997人で、前年度から大きく(4000人程度)増加。
  • 文科省は不登校増加の要因のひとつとして「 教育機会確保法 」の浸透を挙げている。

 

 

④ 大学入試共通テスト

教員採用試験で出題されそうな教育時事問題 大学入試共通テスト

大学入試共通テストで新しい科目が導入されます。

ポイント
  • 2025 年の大学入学共通テストから国立大学の入学試験では原則として「 情報 」を課すことを決定。
  • 2022年度から高等学校の必修科目でプログラミングを含む「 情報Ⅰ 」が追加されている。

 

 

⑤ 成人年齢

新成人と黒板に書かれているイラスト

令和4年4月1日より、成人年齢が変更されました。

ポイント
  • ( 民法 )の改正により成人年齢が( 20 )歳から( 18 )歳に引き下げられた。
  • 18・19歳での各活動の可否については以下のとおり

喫煙・・・

飲酒・・・

クレジットカードや携帯電話などの保護者同意なしでの単独契約・・・

10年有効パスポートの取得・・・

猟銃の所持・・・

大型・中型自動車運転免許の取得・・・

外国人の帰化や性別変更の請求・・・

公営ギャンブル・・・

国民年金保険料の納付・・・

医師や司法書士などの資格の取得・・・

 

 

⑥ 少年法改正

黒板に少年法改正と書かれたイラスト

令和4年4月1日より改正少年法が施工されました。

ポイント
  • 少年が事件を起こした場合、18歳と19歳は( 特定少年 )と位置づけられました。
  • 起訴された場合は、( 実名報道 )容認。
  • ( 裁判員 )に選ばれる年齢も18歳以上に引き下げられた。

 

 

⑦ 全国学力テスト

全国学力テスト

文部科学省が公表した、2022年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果について。

ポイント
  • 全国学力テストは 国語算数 で毎年実施されるが、理科は 年ぶりに実施された。。
  • 目的は学校での 授業内容指導方法 の改善などに役立てること。
  • 対象は、全国の小学校 年生、中学 年生全員。
  • 今回は、中学校 理科 の全国平均正答率が大幅に減少。

 

 

⑧ 少子化対策

少子化対策

岸田文雄首相は大型の子育て支援策の策定を進めている。

ポイント
  • 岸田首相が自ら策定している少子化対策を「異次元の少子化対策」と表現したことが話題になった。
  • 具体的策の候補として「 給食 費の無償化」「児童手当の 所得制限 撤廃」「 多子 世帯への 住宅ローン 軽減」保育サービス拡充の一環として「こども誰でも通園制度の創設」などが挙げられている。

 

⑨ 過去最多

自殺者数

厚生労働省は、2022年の自殺者数を発表した。

ポイント
  • 年間自殺者数は 2 万1881人で、2年ぶりの 増加
  • 自殺者数を性別で見ると、男性が女性の約 倍ある。
  • 小中高校生の自殺者数は 514 人で過去最多。

 

⑩ 異次元の少子化対策

少子化対策

岸田文雄首相の下、異次元の少子化対策が展開されている。

ポイント
  • こども政策の中心になる政府機関として2023年4月1日に こども家庭庁 が発足。子どもを取り巻く課題に省庁横断的に対応する。
  • 他省庁のとの調整をする「 長官官房 」、子ども全般の育ちを支える「 成育局 」、虐待などの問題を抱える子どもや家庭を支援する「 支援局 」を庁内に設ける。



教採できっと出る!「一般時事ニュース」10選

つぎに、教員採用試験で狙われそうな一般時事ニュースをまとめてみました。

教員採用試験で出る一般時事ニュース

 

⑪ ウクライナ侵攻

教員採用試験で出題されそうな教育時事問題 ウクライナ侵攻

2023年2月24日に開始されたウクライナへの軍事侵攻について。

ポイント

・ウクライナ の 北大西洋条約機構(略称: NATO )への加盟を阻止するために ロシア が行った軍事進攻がきっかけ。

・ロシアの大統領は プーチン 氏。ウクライナの大統領は ゼレンスキー 氏。

・ウクライナの首都の呼称がロシア語読みだった キエフ からウクライナ語読みの キーウ へ変更された

 

 

⑫ 無形文化遺産

無形文化遺産

2022年11月30日に登録が決定された、我が国に関する無形文化遺産について。

ポイント
  • 登録が決定したのは、全国24都道府県41件にのぼる盆踊りなどの民俗芸能「  風流踊  」。
  • 無形文化遺産は世界遺産と同様に 国連教育科学文化機関 (略称: UNESCO )内に設置された関連委員会が、無形文化遺産保護 条約 に基づいて検討・決定し、芸能、社会的慣習、儀式、祭礼行事、伝統工芸技術などを対象にしている。
  • 我が国に関する無形文化遺産の登録は、2020年の「 伝統建築工匠の技 」以来、2年ぶり。本件を含めて過去 22 件の登録がされている(世界 番目の多さ)。

無形文化遺産は同じユネスコによる管理がされていますが、世界遺産(世界文化遺産、世界自然遺産)とは種別が違います。

違いについて詳しく知りたい方はコチラの記事で。

世界遺産・世界無形文化遺産の違いアイキャッチ

【ユネスコ世界遺産】自然・文化遺産と無形文化遺産の違いとは?

無形文化遺産 登録時期
  • 能楽
  • 人形浄瑠璃文楽
  • 歌舞伎
2008年
  • 雅楽
  • 小千谷縮・越後上布
  • 石州半紙(2014年「和紙:日本の手漉和紙技術」として拡張記載)
  • 日立風流物(茨城)(2016年に「山・鉾・屋台行事」として拡張記載)
  • 京都祇園祭の山鉾行事(京都)(2016年に「山・鉾・屋台行事」として拡張記載)
  • 甑島のトシドン(鹿児島)(2018年に「来訪神」として拡張記載)
  • 奥能登のあえのこと(石川)
  • 早池峰神楽(岩手)
  • 秋保の田植踊(宮城)
  • チャッキラコ(神奈川)((注)2022年に「風流踊(ふりゅうおどり)」拡張記載)
  • 大日堂舞楽(秋田)
  • 題目立(奈良)
  • アイヌ古式舞踊(北海道)
2009年
  • 組踊
  • 結城紬
2010年
  • 壬生の花田植(広島)
  • 佐陀神能(島根)
2011年
  • 那智の田楽(和歌山)
2012年
  • 和食;日本人の伝統的な食文化 正月を例として
2013年
  • 和紙:日本の手漉和紙技術
2014年
  • 山・鉾・屋台行事
2016年
  • 来訪神:仮面・仮装の神々
2018年
  • 風流踊(ふりゅうおどり)
2022年

※参考:文化庁HP

世界自然遺産 登録時期
  • 屋久島(鹿児島県)
  • 白神山地(青森県、秋田県)
1993年
  • 知床(北海道)
2005年
  • 小笠原諸島(東京都)
2011年
  • 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(奄美・沖縄県・鹿児島県)
2021年
世界文化遺産 登録時期
  • 法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)
  • 姫路城(兵庫県)
1993年
  • 古都京都の文化財(京都府、滋賀県)
1994年
  • 白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県、富山県)
1995年
  • 原爆ドーム(広島県)
  • 厳島神社(広島県)
1996年
  • 古都奈良の文化財(奈良県)
1998年
  • 日光の社寺(栃木県)
1999年
  • 琉球王国のグスクおよび関連遺産群(沖縄県)
2000年
  • 紀伊山地の霊場と参詣道(奈良県、和歌山県、三重県)
2004年
  • 石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県)
2007年
  • 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(岩手県)
2011年
  • 富士山―信仰の対象と芸術の源泉(山梨県、静岡県)
2013年
  • 富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)
2014年
  • 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、山口県、岩手県、静岡県)
2015年
  • ル・コルビュジエの建築作品-近代建築への顕著な貢献-(国立西洋美術館=東京都)
2016年
  • 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)
2017年
  • 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
2018年
  • 百舌鳥・古市古墳群‐古代日本の墳墓群‐
2019年
  • 北海道・北東北の縄文遺跡群
2021年

※参考:文化庁HP

 

⑬ 芥川賞&直木賞

教員採用試験で狙われる時事問題「芥川賞と直木賞」

2023年度の芥川賞・直木賞の受賞者が決定しました。

ポイント
  • 第167回直木賞は 窪美澄 さんの「 夜に星を放つ 」。芥川賞は 高瀬隼子 さんの「 おいしいごはんが食べられますように 」。
  • 第168回直木賞は 小川哲 さんの「 地図と拳 」、 千早茜 さんの「 しろがねの葉 」。芥川賞は 井戸川射子 さんの「 この世の喜びよ 」、 佐藤厚志 さんの「 荒地の家族 」。

 

 

⑭ 2022年の漢字

教員採用試験で出題されそうな教育時事問題 今年の漢字

漢字1文字で1年の世相を表す「今年の漢字」が選ばれました。

ここにタイトル
  • 2022年の漢字は「
  • 2021年の漢字は「
  • 2020年の漢字は「
  • 今年の漢字は「 漢字 の日」とされている12月12日に、京都の 清水寺 にて日本館能力検定協会より発表される。

 

 

⑮ 大江健三郎氏

大江健三郎氏

2023年3月3日に作家の大江健三郎氏が死去した。

ポイント
  • 大江氏は、1958年に「飼育」で 芥川賞 を受賞。
  • 1994年には ノーベル文学賞 を受賞したが、日本人作家では 川端康成 氏以来。
  • 代表作として「 ヒロシマ・ノート 」がある。

 

 

⑯ 野球で世界一

WBC

第五回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催された。

ポイント
  • 日本代表(別名 侍ジャパン)が決勝で 米国 を破って優勝し、世界一になった。
  • 日本代表がWBCで優勝するのは 14 年ぶり 3 回目。
  • 3回の優勝は世界最多で、他はドミニカ共和国とアメリカ合衆国が各1回。
  • MVP(最優秀選手賞)には 大谷翔平 選手( エンゼルス )が選ばれた。

 

 

⑰ 対話型AI

対話型AI

文部科学省が対話型AIの教育現場での取り扱いに関する指針を作成する方向で検討を始めている。

ポイント
  • AIとは Artificial Intelligence の略で、対話型AIは日本語では 対話型人工知能 と訳される。
  • 対話型AIとはアメリカ企業が開発したもので「 チャットGPT 」とも呼ばれている。
  • 学校教育では、作文などを自動作成するため、子どもの 文章力 が育たないと懸念されているが、学習用端末と組み合わせることで授業に取り入れることもできる利点もある。

 

 

⑱ 新型コロナ

 

新型コロナ

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、2023年5月8日に変更になった。

ポイント
  • 位置づけがこれまでの「 類相当」から「 類」に移行され、 インフルエンザ と同等になった。
  • それに伴い、無料だったウイルス検査や外来診療費用は 自己負担 になる。
  • また、感染者や濃厚接触者の行動制限はなくなり、感染者の療養期間の目安は、発症翌日から 日間んは外出を控え、10 日間はマスクを着用するよう推奨されている。

 

 

⑲ G7サミット

G7

G7サミットが7年ぶりに日本で開催された。

ポイント
  • 開催地は 広島
  • G7とは「 先進7カ国首脳会議 」のこと。
  • G7とされる国は「 アメリカイギリスフランス 、  ドイツ   、 イタリア 、   カナダ   、 日本 」。
  • アメリカ大統領は バイデン 氏。

 

⑳ LGBT法

LGBT

LGBT理解増進法が2023年6月16日に国会で成立し、23日に施行された。

ポイント
  • LGBT法の正式名称は「 性的指向 及び ジェンダーアイデンティティ の多様性に関する 国民の理解の増進 に関する法律」。
  • LGBTとは「L= Lesbianレズビアン( 女性同性愛者 )、G= Gayゲイ( 男性同性愛者 )、B = Bisexual: バイセクシュアル( 両性愛者 )、T= Transgenderトランスジェンダー( 体と心の性が一致しない人)を意味する。
  • またLGBTQという言葉もあり、Qとは「Q= Queerクィア (性的少数者全般)/ Questioningクエスチョニング(自分の性別や性的指向を探している状態の人)」を意味している。

 

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