これから教師になる…と春から新しい門出を迎える方は、春のスタートに向けてイロイロと準備を進めていくことになります。
スーツ、靴、カバンに筆記用具…といった仕事グッズの準備も大切ですが、意外と知られていないのが「社会人(教師)になってから、忙しい中でも教養を高めていく方法」です。
そこで今回は、読書を通して教養を高めることの大切さと、忙しい教師生活の中でも読書時間をムリなく確保できる方法のひとつ「オーディオブックの活用法」をご紹介します。
目次
教師は読書を通して教養を高めるべき
一般論として、成功者の共通点に「読書家であること」が挙げられています。
それは教育界でも同じで、誰もが知る「陰山英男氏」に始まり、予備校界のカリスマ講師の「林修氏」、そしてTwitter界を中心に活躍する若手インフルエンサー教師、さる先生こと「坂本良晶氏」なども、読書を通して多くの教養を得ていること。そして読書することの良さについて言及されています。
社会人は読書を通して自己研鑽すべき
これはインターネット上に情報が溢れるようになった現代も、これからも変わらないのです。
教師にとって読書をするメリット
教師が読書をするメリットとして
知識の総量が増え、教養を身につけられること
が挙げられます。
さらには、これらの二次的なメリットも挙げられます。
- 新しいアイデアを思いつきやすくなる。
- 子どもたちに教科書範囲外で興味深く面白い話ができるようになる。
- 教職員・保護者間でのコミュニケーションネタを持てるようになる。
- 様々な判断を高い精度で行えるようになる。
読書をすればするほど、これらのメリットは間違いなく自分のものになります。特に私自身が読書をしていて「ありがたいメリット」と実感しているのは②です。
教師の筆者も感じている読書のメリット
私だいぶつは「未来がどうなるか」に興味があって、未来予測について書かれた本をよく読みます。
最近では落合陽一氏・堀江貴文氏の「10年後の仕事図鑑」や高城剛氏の「2035年の世界」、成毛眞氏の「2040年の未来予測」などは、とてもわかりやすく、読めば読むほど未来予測図を頭の中で描くことができるようになります。
そして、これらの本から得た知識を基にして、未来について子どもたちと話をすることがあります。
そんな時の子どもたちはいつもに増して話を聞きますし、意見もしますし、未来に希望を持ちます。
そして、改めて
とリクエストが来ます。
また、6年生を担任した時には「どうして争いが起こるのか」というテーマで話が盛り上がったことがありました。教科書外の情報を元に意見する子がいたのがきっかけでした。そこでは私自身も、読書から得た政治圧力や思想の違いによる対立の話などをしました。
自然災害や宇宙についての話をしたこともありました。
卒業してから再会した子どもたちからは、よく
と冗談交じりに言われます。
そんな授業からは少し脱線した知的な楽しさ…でも決して無駄にならない時間を学級にもたらすことができたのも、読書によって得た知識と教養が基になっていることを実感します。
読書している時は、読書によって得た知識・教養が「いつ・どこで・何に役立つか」は分かりません。しかし、仕事に関する事も含めて自分が興味のある本を読むことは、知識と教養になり、人生を明るく前向きなものにしていく土台になるのは間違いないと言い切れます。
みなさんも教師として、ひとりの社会人として、読書を通して教養を高めてみるべきではないでしょうか。
忙しい日本社会で読書をする方法「オーディオブックの活用」
日本では社会人の平均勉強時間は
1日6分
1か月では約3時間
と言われてます。
と思われるかもしれませんが、これが日本社会の現実です。
これは日本人が勉強嫌いだとか、怠け者だとかいうものではありません。
ブラック企業を始め、日本人は労働に掛ける時間が長すぎる風潮があるからです。昔は定時帰りが基本とも言われていた公務員ですら、現代は月100時間を超える残業を強いられるケースも少なくありません。
そして「世界一忙しい」と言われている私たち日本の教師も同じです。
今や「働き方改革」と言われ、労働時間を減らすための取り組みがされていますが、依然として教師の労働環境は厳しいままです。つまり、教師が働きながら「教養を高める時間」を作るのは難しいことなのです。
でも、今はそれを可能にする方法がひとつあります。
それは
「オーディオブック」の活用
です。
ここからは、忙しい教師がムリなく読書の時間を確保できるようになる「オーディオブック」とは何なのか…の説明と、おすすめのオーディオブックサービスをご紹介します。
聴いて読書?「オーディオブック」って何?
オーディオブックとは、プロによる本の朗読を聴くもので
目を使わず、耳で聴いて読書ができるサービス
です。
端末はスマートフォン、タブレット、パソコンに対応しています。
手持ちの端末に読みたい本をダウンロードすれば、その後はいつでもどこでも、音楽を聴くように気軽に読書ができます。
もちろんWifiの効くところでダウンロードすれば、ギガを使わずに利用することができます
オーディオブックで圧倒的な教養を手に入れよう
オーディオブックを活用すれば、周りの人に圧倒的な教養差をつけることができます。
なぜなら、オーディオブックを使えば
- 疲れて目を休めたい時
- 狭い電車の中
- 運転していて手足と目が使えない車の中
- 歩きながらの移動中
- 洗濯・料理・洗い物などの手を使った作業中
などでも読書ができるからです。
特に、車や電車で通勤する人は通勤時間にラジオや音楽を聴く方が少なくありませんよね?そうでなくても疲れて目を休めたい時に読書をするなんてことは苦痛でしかありません。
そんな時でもオーディオブックを利用すれば、通勤時間が読書時間に早変わり。目を休めながら読書もできます。さらに、歩きスマホで批判される心配もありません。
そして何より、オーディオブックを使って読書をする習慣をつけるだけで社会人の平均勉強時間(1日6分)を大きくクリアすることができ、周りと圧倒的な教養の差をつけることができます。
限りある資産「時間」の有効活用と「作業ストレス」の解消に
既にオーディオブックを活用している人の多くは、読書のためだけに時間を使いません。
なぜなら、オーディオブックを活用すれば、何か他のことをしながら読書ができるからです。
- 人との待ち合わせまでの数分間
- 行列に並んで順番待ちをしている時間
- ひとりで食事をとる時間
- 入浴中など…
限りある個人資産「時間」を有効に活用できます。
私の場合、車で通勤する片道約40分間がそのまま読書の時間になっています。
おかげで、読書のためだけに時間を取らなくても月に3冊は本を読むことができています。
何より、「オーディオブック」はラジオと違い、いつでも自分の興味のあるコンテンツだけを聴くことができます。なので「興味は無いけど、5分後の楽しみにしているコーナーのために今は仕方なく流し聴き…」という時間もありません。
みなさんも、限りある資産「時間」を有効活用して「知識に溢れるイケてる教師(社会人)」になりませんか?
オススメサービスはAmazonの「audible」の一択?
オーディオブックのサービスを提供している会社は世の中に沢山ありますが、みなさんにオススメできるオーディオブックのサービスは「audiobook.jp」か「audible」の二つしかありません。
これら以外のオーディオブックサービスは、どれも質の面でこの2つにかなり劣ります。
そこで、2つの会社
簡単に、この2つのサービスを比較できるよう表にまとめてみました。
audiobook.jp | audible | |
作品数 | 2万7000冊 | 12万冊 |
月額料金プラン | 月額約350円~33000円超 | 月額1500円 |
聴き放題サービス | あり(750円/月) | あり 聞き放題サービスのみ |
購入方法 | 都度、設定された価格分の料金を支払って購入。 月額相応+αのポイントが付与されるので、それを使えば実質月額分以上の元は取れる。 |
2022年1月27日より定額聞き放題サービスに移行 |
価格評価 | 紙の本とほぼ同じ。 | 月額(1500円)がおおよそ新刊書1冊分の値段なので、毎月1冊読めば元は取れる。 定額読み放題なので、読めば読むほど安くなる。 |
解約・退会など | いつでも可能。 月額料金プランの変更も可能。 |
いつでも可能。 ※PCでのWebページからのみ対応可能。 |
レビュー | × | 〇 |
サンプル再生 | 〇 | 〇 |
早送り・巻戻し機能 | ±10秒 | ±30秒 |
再生速度 | 0.5倍~4倍まで7段階 | 0.5倍~3.5倍まで10段階 |
対応デバイス | パソコン、Android端末、iOS端末 | パソコン、Android端末、iOS端末、Echoシリーズ(スマートスピーカ) |
聴き放題サービス | あり ※対象が10000作品に限定 |
あり ※12万点のタイトルが対象 |
その他 | 会員数ナンバーワン。 聴き放題サービスあり。 絵本のタイトルも豊富。 |
著名ナレーター多数。洋書も充実している(40万冊)なので英語コンテンツも充実。 アプリの機能も充実している。 |
下記でご紹介していますが、この2つのサービスはどちらも「30日無料体験サービス」を実施しています。
オーディオブック初心者は「30日無料体験」を利用しながら検討しよう
オーディオブックが忙しい現代人に合った「便利そうなサービス」であることは、誰しもが感じていることだと思います。
でも
という方のために
どちらの「30日無料体験サービス」も、サービスを受け始めてから30日以内の期間中に退会すれば、料金は一切かかりません。
サービスを受けながら
- サービスの使い勝手
- 読みたい本の有無
- アプリの使用感
- 細かいサービス内容や料金体系の確認
などを確認すると良いでしょう。
せっかくの機会です。まず「30日無料体験サービス」で始めてみて、無料で使いながら「続けるのか」または「無料期間中に退会するのか」を考えてみるコトをオススメします。
だいぶつは Amazon「Audible(オーディブル)」がオススメ
オーディオブック自体は始めるのに、どちらのサービスにしようか迷う方が多いと思います。
そんな方は両方の「30日無料体験サービス」を利用すれば良いのですが、個人的にはAmazonが提供している「Audible」が絶対にオススメです。
Amazonの「audible」をオススメする理由
こんな方はAmazonが提供している「audible」をオススメします。
- 読んでも月に1冊程度、またはこれを機会に月1冊の読書を心がけたい方。
- 幅広いカテゴリーの本を読んでみたい方。
- 選ぶ時にレビューを参考にしたい方。
- スマートスピーカー(Echoシリーズ)に対応させたい方。
- スリープモードやドライブモードなどアプリの機能が充実したアプリで使いたい方。
- 洋書など英語でのコンテンツを利用したい方。
- Amazonが好きな方
今、世界経済を牽引しているGAFAのひとつでもあるAmazonが提供しているサービスです。
サービスの質は業界トップと言っても差し支えないでしょう。
やらずじまいはもったいない…まず始めてみよう
「本は目で見て読むもの」という先入観があって、聴いて読書することにどうしても違和感はありませんか?かく言う私もそうでしたが、まずは試しに始めてみることが大切だと思います。
「本を聴いて読書するコト」に慣れてしまえば、目で見て読むよりも効率が良く、便利なものであることが分かります。もし慣れてきて自分のモノにできれば続ければいいし、自分に合わなければ、やめて元の生活に戻ればいのです。
ぜひ、この機会に「耳で聴いて読書する習慣」を身に着けて、他の人と圧倒的な教養の差をつけましょう。
もう、あなたのライバルは既に「オーディオブックサービス」の利用を始めているかもしれませんよ。
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