教員採用試験の面接や討論対策に「実戦練習」は欠かせません。しかし、「実戦練習」に準備ナシで臨む人が少なくありません。
また、机の上で試験対策を必死にやりながらも、「実践練習」を行うことなく本番を迎える人も少なくありません。
もったいない話です。
少しでも良質の「準備」をし、何度も「実戦練習」を重ねることが最大の効果をもたらします。その積み重ねが教員採用試験への合格率を確実にアップさせます。
目次
教採合格者の多くは「準備と実戦の両輪」を実践している
「何事も準備と実戦の両輪」です。
スポーツでも「練習」と「練習試合」があります。
それは「練習」で自分の弱点を強化し、得意を伸ばし、実戦形式の「練習試合」で身に着けた力を発揮する訓練をするためです。
どちらも「勝つため」には欠かせない活動です。
誰もが分かっているけど、この「練習」と「練習試合」の両立を徹底するのはなかなか難しいようです。
しかし、教員採用試験で1発合格する人の多くは、この考えを実践していることを知ってください。
「準備」の有無が“実戦練習の価値”を変える
教員採用試験対策の中での実戦練習といえば「面接・集団討論・模擬授業対策」です。
その「実戦練習」までに、自分ができる最大限の「準備」をして臨めている人がどれだけいるでしょうか。
「実戦練習」は得るものが大きい試験対策です。
特に「面接・集団討論・模擬授業対策」の有料講座は、実績のある講師の方から貴重なアドバイスや意見をもらえます。
しかし、有料で効果的な実戦練習は、何回もできるものではありません。1回1回がとても貴重ですので、同じやるなら最高の成果を挙げたいところです。
ところが、「準備不足」で対策講座当日を迎える人が少なからずいます。
準備不足でも指導講師の方はイロイロと指摘をしてくれますので、それなりに勉強にはなるでしょう。しかし、そのレベルで終わっていては、教員採用試験の合格ラインにはなかなか近づけません。
なぜなら、試験当日は敵になる「合格する人」の多くは、キッチリと準備をし、その時々の最高の状態で指導を受け、質の高い成果を挙げているからです。
10点の実力で「実戦練習」を行い20点の実力にレベルアップして満足するのではなく、少しでも「準備」の進んだ状態の良い自分で「実戦練習」に臨み、30点の実力で指導を受けて60点の実力にレベルアップさせましょう。
「準備」の有無が“実戦練習の価値を変える”のです
「実戦練習」は“個人練習=準備の成果を試す場”
「実戦練習」は準備である“個人練習の成果を試す場」であるべき です。
「実戦練習」に気持ちが向かない理由はイロイロあるようです。段取りが「めんどくさい」とか「まだ実戦する段階に無いから」とか「他人と関わるのが嫌」など…
しかし、特に面接や討論など、他人と関わりながら進める試験の対策を個人練習だけで効果的に進めるのは至難の業です。
試験官がいて、他の受験生がいる・・・そんな設定で進められる「実戦練習」は欠かせません。
「実戦練習」は、行うだけでも十分効果はありますので、準備不足でもチャンスがあれば行うべきです。
しかし「準備」をして臨めば何倍もの効果を得られます。
同じやるのであれば、是非何十倍もの効果を得て、教員採用試験の合格率を限りなく100%に近づけましょう。
ココでは人物試験である「面接・集団討論・模擬授業対策」を例に話を進めていますが、筆記試験対策である「模擬試験」や「論作文の添削課題」にも同じことが言えます。
教員採用試験への合格率をアップさせるためには、豊富な「個人練習=準備」だけでなく「実戦練習」も大切なのです。
天才やウソつきに振り回されずに「王道」を進もう
「全然準備してないよ…」と言いながら、イザ実戦練習をしてみると抜群に上手いし、教員採用試験も1発で合格してしまう・・・そんな人いませんか?。
そんな人は天才かウソつきです。
実戦練習や結果を出す人の多くは「準備」をしています。
そして本番で結果を出す人の多くは「準備」と「実戦」を両立させています。
みなさんは、天才と同じことをして勝てると思いますか?ムリですよね。
そして、ウソつきに騙されて腹を立てていないで自分のやるべき事…「準備」を進めるべきですよね?
「学問に王道なし」と言う言葉があるように、教員採用試験の対策にも「自分に合った効果的な方法」はあっても「王道」はありません。
天才やウソつきの立振る舞いや言動に振り回されず、地に足をつけて「準備と実戦の両立」を実践してください。
頑張ってくださいね。