急がばまわれ…失敗を恐れずをムダを受け入れ教採合格への道を進もう

教員採用試験の「思考法」

 

人間は機械ではありませんので、完璧を目指してはいけません。

特に試験対策のような長期にわたるプロジェクトでは「ムダが生じることを覚悟する」そして「ムダを受け入れる」という考えを持つことが合格への近道です。

 教採対策の開始は早いほうが良い…その理由とは?

「対策開始時期は早い方が良い」とよく言われます。その理由は 「時間を掛けた分だけできるようになるから」 です。誰もがそう思います。

しかし「試験対策にはムダがつきもの」だから対策開始時期は早いほうが良い…という観点は見落としがちではないですか?

採用試験から様々な対策に掛かる時間を考えてスケジュールを組んでみる…逆算すると8ヶ月あれば間に合いそう…「じゃあ8ヶ月前からスタートだ!」 ではダメなのです。

この場合、ムダが生じることを覚悟して 「“8ヶ月+α”からスタートする」ことができないといけません。

 

 教採対策で覚悟して受け入れるべき「ムダ」とは?

教員採用試験に限らず、受験勉強にある「ムダ」とはお金・手間・時間…つまり「コスト」のことです。

教員採用試験に合格できない人の中に、これらの「コストがムダになるコトを覚悟して受け入れる」ことができない人がいます。

例えば、教職教養の勉強をするための問題集を探します。

インターネットで調べる…
合格体験を聞いてみる…
本屋に行って実物を見てみる…

まず、こういう作業を「ムダ」と感じてはいけません。自分に合った問題集を探すわけですから「必要な作業」ですね。

問題はココからです。

イロイロと調べて教職教養の問題集を買いました…
やってみました…
最初は順調でしたが、1週間後・・・その問題集がどうもシックリこない…
でも、もう5分の1くらいは色々と書き込んで進めてしまった…
でも、過去問と照らし合わせると、買った問題集では対応できない問題が結構ある・・・

え?大丈夫なの?このままやっていていいの???

ここまでくると、問題集への不信感が出てくるだけではなく、この先の採用試験に合格する自分を想像できなくなり、不安になります。

そういう時に思い切って、問題集を再検討し、変更する覚悟が必要です。

今まで、何度も使い込めるよう書き込みをしてきた時間と努力は・・・?
この問題集を購入したお金は???

この「ムダ」に思えるコトを受け入れて、問題集の再検討に舵を切れないといけません。

 

 コストのムダを恐れることは合格率を下げてしまう

それまでに掛けたコストがムダになるコトを恐れ、そのまま続けていても合格できるかもしれません。

でも、それは偶然の合格です。

合格率は確実に下がります。

問題集くらいならまだマシです。

年間何十万円もの受講料や入学金払って入学した教採予備校…

授業がイマイチ・・・
面接対策がイマイチ・・・
先生やスタッフがイマイチ・・・
自習室が使いにくい・・・
知り合った受験仲間もイマイチ・・・

そうなった時に、この予備校で教員採用試験の準備をすることをやめられますか?

ここで予備校をやめたらこの予備校に入学するために支払ったお金は・・・ムダになりますね。

しかし、そのムダを受け入れないといけません。

「やめたら払った授業料がムダになる。今年はココで頑張ってみよう…」

結果的にそれでも合格するかもしれませんが、合格率は確実に下がります。

 

 教採合格のために「役に立たないモノは切り捨てる」

みなさんは教員採用試験に合格するために、コストを掛けて対策をしているハズです。

予備校のために、問題集のために、真剣さに欠ける受験仲間との関係のために対策をしているのでありません。

一部でもいいのです。

「役に立たないモノは、それまでに使ったコストがムダになったとしても切り捨てる」 という覚悟が大切です。

役に立たない授業なら、欠席すればいいじゃないですか。

授業には出ずに使える自習室だけ使う・・・教員採用試験合格のためにそのような判断を下せるよう 「ムダを覚悟して受け入れる」 という思考法を持ちましょう。

 

 教採合格に「必要だと思うコストを惜しまない」

また、教員採用試験の合格に「必要」だと思ったコストを惜しんではいけません。

過去に掛けたコストを切り捨てる覚悟と同時に、これから掛かる「必要なコスト」を受け入れる覚悟も必要です。

特に、自分に合った勉強方法を模索している間は、迷わずにアレコレやってみましょう。

いつまでもアレコレやっているようではダメですが、自分に合った勉強方法を確立するまでにかかるコストは「必要なムダ」と考えるべきです。

例えば、自分が「ココはいい」と思った勉強場所が、家から1時間のところにあるのならば、往復2時間のコストを惜しまず行きましょう。

また「役に立ちそう」と思う問題集や参考書があれば、お金を惜しまず買ってみましょう。

 

 決めた勉強法と心中できるよう「ムダを恐れずに試行錯誤」を

イロイロと買ってやってみて…考える…試行錯誤する…そして、「コレだ」と決めたら、決めたモノと心中すべきです。

しかし、心中できるくらいに腹を括れるようになるためには 「アレもコレもやってみた。体験してみた」 という、自分を納得させる事実が必要です。

そのためにも掛かる時間やお金といった「コストのムダ」は受け入れるべきです。

 

 SAIRANの「ムダの受け入れ」体験談

最後に、私自身の「ムダの受け入れ体験談」をしておきます。参考にしてください。

図書館までの「往復2時間&交通費1600円」

私の場合、家で勉強ができない人でしたので、片道1時間かけて大阪市立中央図書館まで毎日移動して勉強をしていました。

移動の往復に掛かる2時間がムダになるのですが、静かに集中して自習ができる環境を求めて2時間のムダを受け入れました。

むしろ、電車の中で参考書を読むなどの工夫をすれば、往復の2時間をムダには思いませんでしたが…

惚れた面接対策への「往復2時間&交通費1600円&受講料3000円」

また、面接対策のためにも毎週片道1時間かけて、大阪市内まで移動していました。受講料も毎回3000円かかりましたが、自分が「これはいい」と思った勉強会でした。

「教員採用試験合格のためなら」と、惜しまずに時間とお金を投入しました。

情報欲しさに東アカ通信講座「受講料90000円」

さらに、私は予備校には通いませんでしたが、予備校からの情報は欲しかったので「東京アカデミーの通信教育」を受講していました。

通信教育は東京アカデミー出版の教材が一式入っていましたが「自分に合わない」と判断したものは使いませんでした。3分の1は使わなかったと思います。

 

 普通のオジサンが教採合格できたのは「ムダを覚悟して受け入れた」から

私は決して「できる」タイプの人間ではありません。

基本的に不器用ですし、教師として働く今も、前職の民間企業での勤務も大して目立った功績はありません。そこらへんにいる普通のオジサンです。

むしろ数学への苦手レベルや段取りの悪さを考えると「教師に向いている」とは言えないタイプなのかもしれません。

そんな私でも教員採用試験に1発合格できたのは、「自分にとって最高の勉強方法」を手に入れるために掛かるムダを受け入れ、コストを惜しまなかったからだ…と今でも思います。

みなさんも、自分に合った試験対策を実現させ、教員採用試験への合格率を高めるためにも「ムダを覚悟して受け入れる」考えを実践してみてください。

教員採用試験の合格に必要なのは「勉強法」よりも「思考法」だ…という意識はありますか?

2018年8月20日