教員採用試験は難関試験ではない~だいぶつと教職と教員採用試験~

教員採用試験とは

教員採用試験の合格を目指されるみなさんへ(はじめに)

こんにちは、本サイトの管理人だいぶつです。

この記事を読まれている方は、きっと教師になる希望を持ちながら、教員採用試験の突破を目標に努力されていると思います。

大学生、講師、転職を考える社会人など・・・様々な立場の方が、来夏に教員採用試験を受験することでしょう。

この記事では、そんなみなさんに向けて「教員採用試験は難関ではない」という考えを、私の教員採用試験合格に至るまでの過程と教職への想いを交えながらお伝えします。



現役教師SAIRANと教員採用試験と教職と・・・

受験生としての苦しくて不安な日々

もう10年以上前になりますが、私も教員採用試験を目指す皆さんと同じ立場で日々を過ごしていました。

私は小学校教師に転職するために、6年間勤務した会社を辞めて受験した転職組です。

大学卒業後に新卒入社した会社で働きながら通信教育の教職課程を受講。2年がかりで単位を取得、最後の教育実習を機に退職したのが30歳でした。

当時は、新卒の就職はモチロン、転職による中途採用もまだ厳しさが残る時代でしたので

SAIRAN
 教員採用試験に合格できへんかったら民間に戻るとかキツイな。そうなったら人生終わりやなあ・・・

という危機感を持ちながら、受験生としての日々を送りました。

 

教員採用試験は不思議な試験

教員採用試験は、何度受験しても合格できない人がいる一方で、簡単に1発で合格する人がいる不思議な試験です。

そのことは、教師への転職を考えだした頃から知っていました。

さらに、受験勉強を進める中で参加した勉強会などで知り合った方に「6浪です」「3年目です」「2回受けてダメで…いったん止めたものの、やっぱり諦めきれず受験して5回目です・・・」とかいう人が何人もいました。

そのような方々には、正直なところ「教職以前に人付き合いが厳しそう・・・」と思う人もいましたが、中には「何でこの人が合格しないんだろ?」と思うような人もいました。

SAIRAN
オレも毎年受験する人になってしまうのかなあ・・・

何度受験しても合格できない人に実際に会うことで、現実を知り、不安がドンドン大きくなりました。

高校受験、大学受験、就職・・・今までの節目で希望通りの結果を出せた経験が無かっただけに、本当に不安で不安で仕方のない毎日でした。

そんな弱気になりかける自分を奮い立たせるように

SAIRAN
人生かけてるんや!絶対に1発で合格するんや!

と自分に言い聞かせて、受験勉強に取り組んでいたことを思い出します。

 

教師の仕事(教職)ってスバラシイ

あれから10年以上が経ちました。

無事に合格し、教壇に立つことが許された私は、新規採用の初年で学級崩壊を経験しました。子ども、保護者に信頼や期待をされない辛さを味わい、自分の力の無さを思い知りました。

そして、人生初めての「うつ」を経験しました。
医者に処方してもらった「抗うつ剤」を服用しながら、厳しい1年目を過ごしました。

しかし、様々な人の支えをいただきながら復活。
その後の12年間は「教師になって良かった」と心の底から思える日々を送らせてもらっています。

恐らく、教師は私にとって最高の仕事です。
生活、考え方、勉強、遊び、運動・・・企業で言う「クライアント」である子どもの成長のために、自分ができるベストを提供できる…これは利益優先の企業では絶対にできない事であり、私が求めていた仕事観です。

あの時、働きながらでも教職課程の受講を始めてよかった。
あの時、会社を辞めてよかった。
あの時、教員採用試験のために必死に勉強してよかった。
あの時、学級崩壊で苦しくても教師の仕事を辞めなくてよかった。
あの時、あの子のために頑張って良かった。
あの時、保護者と向き合って自分の思いを伝えてよかった。

そして、今思うコト。

SAIRAN
教師に向いてるのに、教壇に立っていない方に、ぜひ教師になってもらいたい

今、教師の世界は人不足です。
しかし、本当は教師に向いているのに、教師(教諭)として教壇に立つべき人なのに、教員採用試験に合格できずにいる人はもちろん、教員採用試験を受験すらしていない人がたくさんいるハズです。

「教師になりたい」
「教師の仕事をやってみたい」
「教師の仕事に興味はあるけど、思い切って今の仕事をやめられない」
「難関と言われるの教員採用試験に合格する自信が無い」
「コネが無いから教師にはなれないと思っている」

そんな方々の背中を押して、子供たちの成長の力になれる方々に教員採用試験の門を叩き、突破してもらいたい。

そう考えています。

 

教採合格を目指す方の力になりたい

そこで、まずは受験生だった私と同じような思いをされている方々の力になれたら・・・と、ブログで記事を書いて教員採用試験の受験生を応援していくことにしました。

本サイトを通して、私の受験経験を中心に実体験を基にした教員採用試験攻略のノウハウをお伝えしたいと思います。

主に「思考法」と「勉強法」にカテゴリー分けをして、筆記試験・人物試験・論作文・実技試験まで、包み隠さず全てをお伝えします。

ぜひ一読いただき、参考にしてください。そして来夏の教員採用試験の合格に役立ててもらえれば嬉しいです。

 

教員採用試験は難関ではないし、合格に「コネや特別な能力」は要らない

教員採用試験は難関試験ではないし、特別な能力もコネも要りません。

・31歳(男性)
・免許取得見込み
(新年度の免許取得の保証なし)
・講師経験なし
・資格は自動車免許と英検2級のみ
・習い事経験はありきたり
(小学校:習字、中学:野球部、高校:演劇部)
・ありきたりの学歴
(中堅公立高卒、一浪&一般私大卒)
・ありきたりの大学時代
(アルバイト中心の生活)
・受賞歴や特別な経験なし
・3流企業出身
・親族に教職員なし

これは、私が教員採用試験を受験した当時の「スペック」です。 恥ずかしいくらい何のコネも特徴もない男だと思いませんか?

 

教採は平凡でも上位合格できる

しかし、こんな男でも一発合格できました。

しかも3府県を受験して無キズの3連勝でした。

さらに、第一希望の自治体では受験者約900人・合格者180人中11番目の合格でした。約1000人受験で11番ということは、単純に考えると80倍を超える倍率だったとしても合格できたというレベルの結果です。

どこにでもいる平凡な30代の男でも、こんな結果が出せるのが教員採用試験です。

これだけでも、教員採用試験は決して難関ではないし、特別なコネも能力も要らないことがお分かり頂けると思います。

 

「一発合格・無敗・連勝」なんてゴロゴロいる

SAIRAN
教員採用試験に一発合格!しかも3府県受験して無敗の3連勝でした!

なんてコトを書くと、自慢しているみたいですね。

でも「一発合格」も「無敗」も「3連勝」も全く珍しくありません。現役教師の中にはそんな人がワンサカいます。しかも、大して受験勉強に力を入れなくても、スンナリと合格してしまっている人が少なくありません。

そう考えると、一般に「難関」と言われる試験とは違います。やはり教員採用試験を「難関」と言うのは違うと思うのです。

 

教員採用試験の合格者に共通点や傾向はあるのか?

私が教員採用試験に合格した後、イロイロな受験生や現職教師の方と知り合い交流し合う中で「こういう人が合格しやすいのかな・・・」と感じる傾向が実はあります。

教員採用試験って、その傾向に合致していれば合格しやすい試験なんじゃないか・・・と思ったりもします。

その傾向とは・・・

ちょっとした「心がけ」、ちょっとした「工夫」、そして地道な「努力」をやり切る力があること

です。

 

教師は「地味でマジメ」な人が多い

簡単に言うと「マジメな人」が多いです。見た目や人あたりはそれぞれですが、教師のほとんどが、根は真面目な人です。

「では、その傾向に自分を合致させるよう努力したら合格するのですか?」

と言われると「ハイ」とは言い切れません。

しかし、教師になって現場で働くと分かります。私も含めて教師集団は地味な人たちの集まりです。どこにでもいる、近所のおじさん、おばさん、おにいさん、おねえさんの集まりです。

スポーツマンも、文学好きも、家電オタクも、ラーメン好きも・・・元ヤンだっています。学歴もトップ校から底辺校までバランス良くいます。

親や親族が教師だらけ・・・という人は、実際のところ2割もいません。残りの8割は縁もゆかりもない人たちです。

そんなどこにでもいる人たちも、イザ仕事になると・・・ちょっとした「心がけ」、ちょっとした「工夫」、そして地道な「努力」で仕事をやり切る力があります。ホントに根が真面目な人が多いです。

 

合格に「特別な能力やコネ」は不要

つまり、教員採用試験の受験勉強においても、ちょっとした「心がけ」、ちょっとした「工夫」、そして地道な「努力」をやり切ることの積み重ねができる人が合格しやすいのではないか、そういうコトができる人が合格しやすい試験になっているのではないか・・・と思うのです。

そこに輝かしい受賞歴、特技レベルの能力、抜群のスタイル、豊富な経験、良く言われるコネなどは基本的に必要ありません。それは断言できます。

教員採用試験合格のために、まずは「自分流」に疑問を持とう

人が人を選ぶ採用試験に100%はあり得ません。

なので、30人もいれば2人くらいは「え?え?マジ?何この人?」という職員はいます。

しかし、それ以外の人に同様の傾向の見られると言うことは、教員採用試験がある程度「教師への適性」が試され、適切に機能しているのは間違い無い ・・・ということです。

 

合格できない原因の存在を認めよう

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし・・・」

元プロ野球名監督の野村克也さんの言葉です。

なかなか教員採用試験に合格できない人は、きっと合格できない原因が何かあるはずです。まずはそれを認めましょう。

それが何かは私には分かりません。発見するのも難しいかもしれません。

 

合格できない原因を取り除くためにすべきコト

でもその原因を取り除かずに教員採用試験を受験すれば、また同じ結果が待っています。

「何としても取り除かねば・・・」

と考えるべきです。

合格するために自分に足らないもの、不合格の原因が何なのか・・・分からなくても、取り除く方法はあります。

それは「手探りでも良いので動くこと」です。

ではどう動くべきか。

まずは成功した人の「思考法」や「勉強法」に少しでも触れてみる。そして、今までの自分の「思考法」や「勉強法」に疑問を持ち、振り返ってみることです。

何かのきっかけで、みなさんが気付かないうちに今まで開かれなかった合格の扉がググッ・・・と開かれるかもしれません。 

 

自分流の正しい「思考法」と「勉強法」で一発合格を狙おう!

私は「現役教師」です。

「受験指導の専門家」ではありませんので、細かい技術論を私から伝えるのはベストではないと思います。

そこはネット、書籍や予備校での授業などを通して発信されているプロを頼るべきです。

しかし、私の受験経験と知り合った教師仲間の合格体験と、必要に応じて調べたことをまとめた「考え方」と「勉強法」を伝えることはできます。

この先に書かせていただく予定ですが

「成功した人の話を聞いた後は、マネだけで終わらせない」

という考え方は、皆さんがこれから教員採用試験合格に向けて準備をする上でとても大切だと思います。本ブログを始め、様々な情報源からから得たコトを全て受け止めてはいけません。上手に利用してください。

ご存じのとおり、言われたことをそのままやって成功するほど、世の中単純ではありません。

基本的には、皆さんが自分で考え、試行錯誤し、最終的に納得のいく、自分に合った「思考法」と「勉強法」を完成させることが大切です。

自己流の正しい「思考法」と「勉強法」を完成させましょう。

そして、効率の良い受験勉強を実現し、教員採用試験の合格率を限りなく100%に近づけて下さい

決して教員採用試験は難関試験ではありません。正しい思考法と勉強法で取り組むことができれば、かなりの確率で合格できる試験です。

そこにたどり着くために、まずは動く、そして考え、また動くのです。

同じやるなら来夏の教員採用試験の 「一発合格」 を狙いましょう。応援しています。

 

 

4 件のコメント

  • こんにちは
     教員採用試験の結果が出て、地元に帰り教員になるべきか、都内で教員になるべきか悩んでいます。
     地元で教員になったら、家族兄弟や友達なども近くにいて安心して過ごせると思います。また家族と住むことができれば、貯金も貯まりやすいと思いました。
     都内で教員になったら、いろいろな考えや経験を持った先生方などと接することにより、成長し続けることができ、自分の刺激になると思いました。また、コンサートやイベント、空港などもあり余暇の充実もできると考えています。
     自分の中でどっちで教員になるべきか本当に今悩んでいます。先輩方からもたくさんお話を聞いていますが、それでも自分の中でなかなか決められません。
    もしよろしければ、だいぶつ先生の意見をお聞きかせください。

    • 小川様
      コメントありがとうございます。
      そして、合格おめでとうございます。

      地元か都内か、悩まれるお気持ちよく分かります。
      しっかりと悩まれて最終的にはご自身で決められると良いと思いますが、ご希望ということで私見を述べさせていただきます。

      小川様の地元がどのあたりかは存じ上げませんが、私であれば地元で働くことを選択します。
      私自身も大都市圏の自治体2つと地元に合格し、地元で勤務することを選択しました。

      確かに都内の文化的な魅力はあります。
      しかし、もし小川様が地元に残ることで日常の安定感を得られるのであれば、それに勝るものは無いと思います。
      また、ネットなどITによる情報化の進展で都市部の恩恵を田舎でも受けることができる時代になりつつあります。
      そういったことも考えて、私自身、地元で勤務することを選択して後悔していないことをお伝えし、私の意見とさせていただきます。

      ただ、どちらを選択されたとしても、小川様が熟考されて出された結論であれば、きっと納得のいく教員生活が送れると思います。

      あと、私は現在、学校法人へ移籍をし、住まいは地元ですが、勤務地は少し離れた都市部での勤務になっています。
      公立学校時代の過ごしやすさと安定感を取り戻したい思いを持ち続ける毎日です。

      よろしければご参考にしてもらってください。

      そして、これからも「だいぶつ先生ネット」をよろしくお願い申し上げます。

  • 初めまして、だいぶつ先生。私はちょっと毛色の違った悩みを抱えて、ここにたどり着きました。
    大学卒業後、民間企業で働き、20代後半で教員免許を取得後、運よくすぐに教員採用試験に受かることができました。高校五教科のどれかです。その後、2年間勤務したのち、大学院に行かせていただき(自費です)、今に至ります。故郷とはかなり遠く離れた地で採用されたので、大学院休職中、かなり地元に戻りました(春・夏・冬休み中)。そのうち、故郷に戻りたいという思いが強くなり大学院1年目で地元を受けなおすも2次落ち、2年目(今年)再度受ける(今度は併願も含めて複数自治体)も全部2次落ちという惨憺たる結果で落ち込んでおります。1回受かったのだから、1次の筆記でヘマしなければ通るだろうと思っていた予想が見事に裏切られた形でした。そして、成績開示をしたのですが、面接評価も模擬授業評価もこれまた惨憺たる結果で、自分自身何が悪かったのかよく分からず困惑状態です(そもそも大学院在籍中に受けるのがまずいと言われればそれまでですが)。
    だいぶつ先生の視点からアドバイスがありましたら、是非いただけると嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

    • はじめまして。
      コメントいただきありがとうございます。
      私のような者がアドバイスというレベルの返答は難しいですが、自分が同じ立場なら…という視点で返答させていただきまます。
      面接と模擬授業評価の結果が思わしくなかったということですが
      採用する側から見た場合、未経験者と経験者、さらには大学院に行った受験生とでは評価の視点が違ってくるということを視野に入れて対策は進めるべきだと思います。
      もしかしたら、2年の実務経験と大学院に行った受験生に期待されるポイントが面接や模擬授業に表れていなかったのかもしれません。
      そういった視点も含めてぜひオススメしたいのは、受験指導のプロや採用試験の面接官を経験された方にアドバイスをもらうことです。
      ご自身の予想と結果が違うということは、ご自身と評価する側の評価ポイントが違っているということは間違いないので、そこのズレを修正するための動きをすることが大切だと思います。
      そのズレについては、自分でどれだけ考えても答えを出すのは至難の業だと思います。
      そこは受験指導のプロや採用経験者に見てもらい、客観的に評価してもらうことが一番の近道でもあり王道だと思います。
      高校はどの校種も比較的倍率が高く難しいです。
      一方で私は倍率が低い時期の小学校合格者ですので、適切な意見ではないかもしれませんが参考にしていただければ幸いです。
      あきらめずに頑張ってくださいね。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です