教員採用試験は難関試験ではない~だいぶつと教職と教員採用試験~

教員採用試験とは



教員採用試験の合格を目指されるみなさんへ(はじめに)

こんにちは、本サイトの管理人だいぶつです。

この記事を読まれている方は、きっと教師になる希望を持ちながら、教員採用試験の突破を目標に努力されていると思います。

大学生、講師、転職を考える社会人など・・・様々な立場の方が、来夏に教員採用試験を受験することでしょう。

この記事では、そんなみなさんに向けて

「教員採用試験は難関ではない」

という考えを、私の教員採用試験合格に至るまでの過程と教職への想いを交えながらお伝えします。

 

 

現役教師だいぶつと教員採用試験と教職と・・・

受験生としての苦しくて不安な日々

もう10年以上前になりますが、私も教員採用試験を目指す皆さんと同じ立場で日々を過ごしていました。

私は小学校教師に転職するために、6年間勤務した会社を辞めて受験した転職組です。

大学卒業後に新卒入社した会社で働きながら通信教育の教職課程を受講。2年がかりで単位を取得、最後の教育実習を機に退職したのが30歳でした。

当時は、新卒の就職はモチロン、転職による中途採用もまだ厳しさが残る時代でしたので

だいぶつ
 教員採用試験に合格できへんかったら民間に戻るとかキツイな。そうなったら人生終わりやなあ・・・

という危機感を持ちながら、受験生としての日々を送りました。

 

 

教員採用試験は不思議な試験

教員採用試験は、何度受験しても合格できない人がいる一方で、簡単に1発で合格する人がいる不思議な試験です。

そのことは、教師への転職を考えだした頃から知っていました。

 

さらに、受験勉強中に参加した勉強会などで知り合った方に

受験生A
6浪です
受験生B
3年目です
受験生C
2回受けてダメで…いったん止めたものの、やっぱり諦めきれず受験して5回目です・・・

とかいうような方が何人もいました。

そのような方々には、正直なところ「教職以前に人付き合いが厳しそう・・・」と思う方もいましたが、中には「何でこの人が合格しないんだろ?」と思うような方もたくさんいました。

だいぶつ
オレも毎年受験する人になってしまうのかなあ・・・

何度受験しても合格できない人に実際に会うことで現実を知り、不安がドンドン大きくなりました。

高校受験、大学受験、就職・・・今までの節目で希望通りの結果を出せた経験が無かっただけに、本当に不安で不安で仕方のない毎日でした。

そんな弱気になりかける自分を奮い立たせるように

だいぶつ
人生かけてるんや!絶対に1発で合格するんや!

と自分に言い聞かせて、受験勉強に取り組んでいたことを思い出します。

 

 

教師の仕事(教職)ってスバラシイ

あれから10年以上が経ちました。

無事に合格し、教壇に立つことが許された私は、新規採用の初年で学級崩壊を経験しました。子ども、保護者に信頼や期待をされない辛さを味わい、自分の力の無さを思い知りました。

そして、人生初めての「うつ」を経験しました。
医者に処方してもらった「抗うつ剤」を服用しながら、厳しい1年目を過ごしました。

しかし、様々な人の支えをいただきながら復活。
その後は「教師になって良かった」と心の底から思える日々を送らせてもらっています。

恐らく、教師は私にとって最高の仕事です。
生活、考え方、勉強、遊び、運動・・・企業で言う「クライアント」である子どもの成長のために、自分の力を注ぐことができる・・・これは利益優先の企業では絶対にできない事であり、私が求めていた仕事観です。

あの時、働きながらでも通信教育で教職課程の受講を始めてよかった。
あの時、会社を辞めてよかった。
あの時、教員採用試験のために必死に勉強してよかった。
あの時、学級崩壊で苦しくても教師の仕事を辞めなくてよかった。
あの時、あの子のために頑張って良かった。
あの時、保護者と向き合って自分の思いを伝えてよかった。

そして、今思うコト。

だいぶつ
教師に向いてるのに教壇に立っていない方に、ぜひ教師になってもらいたい

今、教師の世界は人不足です。
しかし、本当は教師に向いているのに、教師(教諭)として教壇に立つべき人なのに、教員採用試験に合格できずにいる人はもちろん、教員採用試験を受験すらしていない人がたくさんいるハズです。

「教師になりたい」
「教師の仕事をやってみたい」
「教師の仕事に興味はあるけど、思い切って今の仕事をやめられない」
「難関と言われるの教員採用試験に合格する自信が無い」
「コネが無いから教師にはなれないと思っている」

そんな方々の背中を押して、子供たちの成長の力になれる方々に教員採用試験の門を叩き、突破してもらいたい。

そう考えています。

 

教採合格を目指す方の力になりたい

そこで、まずは受験生だった私と同じような思いをされている方々の力になれたら・・・と、ブログで記事を書いて教員採用試験の受験生を応援していくことにしました。

本サイトを通して、私の受験経験を中心に実体験を基にした教員採用試験攻略のノウハウをお伝えしたいと思います。

主に「思考法」と「勉強法」にカテゴリー分けをして、筆記試験・人物試験・論作文・実技試験まで、包み隠さず全てをお伝えします。

ぜひ一読いただき、参考にしてください。そして来夏の教員採用試験の合格に役立ててもらえれば嬉しいです。

 

教員採用試験は難関ではないし、合格に「コネや特別な能力」は要らない

教員採用試験は難関試験ではないし、特別な能力もコネも要りません。

・31歳(男性)
・免許取得見込み
(新年度の免許取得の保証なし)
・講師経験なし
・資格は自動車免許と英検2級のみ
・習い事経験はありきたり
(小学校:習字、中学:野球部、高校:演劇部)
・ありきたりの学歴
(中堅公立高校卒、一浪&一般私大文系学部卒)
・ありきたりの大学時代
(アルバイト中心の生活)
・受賞歴や特別な経験なし
・3流企業出身
・親族に教職員なし

これは、私が教員採用試験を受験した当時の「スペック」です。 恥ずかしいくらい何のコネも特徴もない男だと思いませんか?

 

教採は平凡でも上位合格できる

しかし、こんな男でも一発合格できました。

しかも3府県を受験して無キズの3連勝でした。

さらに、第一希望の自治体では受験者約900人・合格者180人中11番目の合格でした。約1000人受験で11番ということは、単純に考えると80倍を超える倍率だったとしても合格できたというレベルの結果です。

どこにでもいる平凡な30代の男でも、こんな結果が出せるのが教員採用試験です。

これだけでも、教員採用試験は決して難関ではないし、特別なコネも能力も要らないことがお分かり頂けると思います。

 

「一発合格・無敗・連勝」なんてゴロゴロいる

だいぶつ
教員採用試験に一発合格!しかも3府県受験して無敗の3連勝でした!

なんてコトを書くと、自慢しているみたいですね。

でも「一発合格」も「無敗」も「3連勝」も全く珍しくありません。現役教師の中にはそんな人がワンサカいます。しかも、大して受験勉強に力を入れなくても、スンナリと合格してしまっている人が少なくありません。

そう考えると、一般に「難関」と言われる試験とは違います。やはり教員採用試験を「難関」と言うのは違うと思うのです。

 

教員採用試験の合格者に共通点や傾向はあるのか?

私が教員採用試験に合格した後、イロイロな受験生や現職教師の方と知り合い交流し合う中で「こういう人が合格しやすいのかな・・・」と感じる傾向が実はあります。

教員採用試験って、その傾向に合致していれば合格しやすい試験なんじゃないか・・・と思ったりもします。

その傾向とは・・・

ちょっとした「心がけ」、ちょっとした「工夫」、そして地道な「努力」をやり切る力があること

です。

 

教師は「地味でマジメ」な人が多い

簡単に言うと「マジメな人」が多いです。見た目や人あたりはそれぞれですが、教師のほとんどが、根は真面目な人です。

「では、その傾向に自分を合致させるよう努力したら合格するのですか?」

と言われると「ハイ」とは言い切れません。

しかし、教師になって現場で働くと分かります。私も含めて教師集団は地味な人たちの集まりです。どこにでもいる、近所のおじさん、おばさん、おにいさん、おねえさんの集まりです。

スポーツマンも、文学好きも、家電オタクも、ラーメン好きも・・・元ヤンだっています。学歴もトップ校から底辺校までバランス良くいます。

親や親族が教師だらけ・・・という人は、実際のところ2割もいません。残りの8割は縁もゆかりもない人たちです。

そんなどこにでもいる人たちも、イザ仕事になると・・・ちょっとした「心がけ」、ちょっとした「工夫」、そして地道な「努力」で仕事をやり切る力があります。ホントに根が真面目な人が多いです。

 

合格に「特別な能力やコネ」は不要

つまり、教員採用試験の受験勉強においても、ちょっとした「心がけ」、ちょっとした「工夫」、そして地道な「努力」をやり切ることの積み重ねができる人が合格しやすいのではないか、そういうコトができる人が合格しやすい試験になっているのではないか・・・と思うのです。

そこに輝かしい受賞歴、特技レベルの能力、抜群のスタイル、豊富な経験、良く言われるコネなどは基本的に必要ありません。それは断言できます。

 

教員採用試験合格のために、まずは「自分流」に疑問を持とう

人が人を選ぶ採用試験に100%はあり得ません。

なので、職員が30人もいれば、その中の2人くらいは

だいぶつ
え?え?マジ?何この人???

という職員はいます。

しかし、それ以外の人はやはりちょっとした「心がけ」、ちょっとした「工夫」、そして地道な「努力」をやり切ることの積み重ねができる人なんですね。

そう考えると、教員採用試験がある程度「教師への適性」が試され、適切に機能しているのは間違い無い ・・・ということです。

 

合格できない原因の存在を認めよう

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし・・・」

元プロ野球名監督の故・野村克也さんの言葉です。

なかなか教員採用試験に合格できない人は、きっと合格できない原因が何かあるはずです。まずはそれを認めましょう。

それが何かは私には分かりません。発見するのも難しいかもしれません。

 

合格できない原因を取り除くためにすべきコト

でもその原因を取り除かずに教員採用試験を受験すれば、また同じ結果が待っています。

「何としても取り除かねば・・・」

と考えるべきです。

合格するために自分に足らないもの、不合格の原因が何なのか・・・分からなくても、取り除く方法はあります。

それは「手探りでも良いので動くこと」です。

ではどう動くべきか。

まずは成功した人の「思考法」や「勉強法」に少しでも触れてみる。そして、今までの自分の「思考法」や「勉強法」に疑問を持ち、振り返ってみることです。

何かのきっかけで、みなさんが気付かないうちに今まで開かれなかった合格の扉がググッ・・・と開かれるかもしれません。 

 

自分流の正しい「思考法」と「勉強法」で一発合格を狙おう!

私は「現役教師」です。

「受験指導の専門家」ではありませんので、細かい技術論を私から伝えるのはベストではないと思います。

そこはネット、書籍や予備校での授業などを通して発信されているプロを頼るべきです。

しかし、私の受験経験と知り合った教師仲間の合格体験と、必要に応じて調べたことをまとめた「考え方」と「勉強法」を伝えることはできます。

この先に書かせていただく予定ですが

「成功した人の話を聞いた後は、マネだけで終わらせない」

という考え方は、皆さんがこれから教員採用試験合格に向けて準備をする上でとても大切だと思います。本ブログを始め、様々な情報源からから得たコトを全て受け止めてはいけません。上手に利用してください。

ご存じのとおり、言われたことをそのままやって成功するほど、世の中単純ではありません。

基本的には、皆さんが自分で考え、試行錯誤し、最終的に納得のいく、自分に合った「思考法」と「勉強法」を完成させることが大切です。

自己流の正しい「思考法」と「勉強法」を完成させましょう。

そして、効率の良い受験勉強を実現し、教員採用試験の合格率を限りなく100%に近づけて下さい

決して教員採用試験は難関試験ではありません。正しい思考法と勉強法で取り組むことができれば、かなりの確率で合格できる試験です。

そこにたどり着くために、まずは動く、そして考え、また動くのです。

同じやるなら来夏の教員採用試験の 「一発合格」 を狙いましょう。応援しています。

 

 

14 件のコメント

  • こんにちは
     教員採用試験の結果が出て、地元に帰り教員になるべきか、都内で教員になるべきか悩んでいます。
     地元で教員になったら、家族兄弟や友達なども近くにいて安心して過ごせると思います。また家族と住むことができれば、貯金も貯まりやすいと思いました。
     都内で教員になったら、いろいろな考えや経験を持った先生方などと接することにより、成長し続けることができ、自分の刺激になると思いました。また、コンサートやイベント、空港などもあり余暇の充実もできると考えています。
     自分の中でどっちで教員になるべきか本当に今悩んでいます。先輩方からもたくさんお話を聞いていますが、それでも自分の中でなかなか決められません。
    もしよろしければ、だいぶつ先生の意見をお聞きかせください。

    • 小川様
      コメントありがとうございます。
      そして、合格おめでとうございます。

      地元か都内か、悩まれるお気持ちよく分かります。
      しっかりと悩まれて最終的にはご自身で決められると良いと思いますが、ご希望ということで私見を述べさせていただきます。

      小川様の地元がどのあたりかは存じ上げませんが、私であれば地元で働くことを選択します。
      私自身も大都市圏の自治体2つと地元に合格し、地元で勤務することを選択しました。

      確かに都内の文化的な魅力はあります。
      しかし、もし小川様が地元に残ることで日常の安定感を得られるのであれば、それに勝るものは無いと思います。
      また、ネットなどITによる情報化の進展で都市部の恩恵を田舎でも受けることができる時代になりつつあります。
      そういったことも考えて、私自身、地元で勤務することを選択して後悔していないことをお伝えし、私の意見とさせていただきます。

      ただ、どちらを選択されたとしても、小川様が熟考されて出された結論であれば、きっと納得のいく教員生活が送れると思います。

      あと、私は現在、学校法人へ移籍をし、住まいは地元ですが、勤務地は少し離れた都市部での勤務になっています。
      公立学校時代の過ごしやすさと安定感を取り戻したい思いを持ち続ける毎日です。

      よろしければご参考にしてもらってください。

      そして、これからも「だいぶつ先生ネット」をよろしくお願い申し上げます。

  • 初めまして、だいぶつ先生。私はちょっと毛色の違った悩みを抱えて、ここにたどり着きました。
    大学卒業後、民間企業で働き、20代後半で教員免許を取得後、運よくすぐに教員採用試験に受かることができました。高校五教科のどれかです。その後、2年間勤務したのち、大学院に行かせていただき(自費です)、今に至ります。故郷とはかなり遠く離れた地で採用されたので、大学院休職中、かなり地元に戻りました(春・夏・冬休み中)。そのうち、故郷に戻りたいという思いが強くなり大学院1年目で地元を受けなおすも2次落ち、2年目(今年)再度受ける(今度は併願も含めて複数自治体)も全部2次落ちという惨憺たる結果で落ち込んでおります。1回受かったのだから、1次の筆記でヘマしなければ通るだろうと思っていた予想が見事に裏切られた形でした。そして、成績開示をしたのですが、面接評価も模擬授業評価もこれまた惨憺たる結果で、自分自身何が悪かったのかよく分からず困惑状態です(そもそも大学院在籍中に受けるのがまずいと言われればそれまでですが)。
    だいぶつ先生の視点からアドバイスがありましたら、是非いただけると嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

    • はじめまして。
      コメントいただきありがとうございます。
      私のような者がアドバイスというレベルの返答は難しいですが、自分が同じ立場なら…という視点で返答させていただきまます。
      面接と模擬授業評価の結果が思わしくなかったということですが
      採用する側から見た場合、未経験者と経験者、さらには大学院に行った受験生とでは評価の視点が違ってくるということを視野に入れて対策は進めるべきだと思います。
      もしかしたら、2年の実務経験と大学院に行った受験生に期待されるポイントが面接や模擬授業に表れていなかったのかもしれません。
      そういった視点も含めてぜひオススメしたいのは、受験指導のプロや採用試験の面接官を経験された方にアドバイスをもらうことです。
      ご自身の予想と結果が違うということは、ご自身と評価する側の評価ポイントが違っているということは間違いないので、そこのズレを修正するための動きをすることが大切だと思います。
      そのズレについては、自分でどれだけ考えても答えを出すのは至難の業だと思います。
      そこは受験指導のプロや採用経験者に見てもらい、客観的に評価してもらうことが一番の近道でもあり王道だと思います。
      高校はどの校種も比較的倍率が高く難しいです。
      一方で私は倍率が低い時期の小学校合格者ですので、適切な意見ではないかもしれませんが参考にしていただければ幸いです。
      あきらめずに頑張ってくださいね。

  • はじめまして。だいぶつ先生。
    今年度の教員採用試験ではお世話になりました。
    特に苦手な面接のアドバイスは勇気をもらえました!
    採用試験は二次試験の面接は突破しましたが、三次試験で落ちてしまいました。
    仕事と平行して独学で採用試験にチャレンジしていましたが、今から来年に向けてだいぶつ先生のように外部の受験対策を受けて専門家の指導を真剣に受けて、そしてまずは苦手を1月までに平均まで上げて行きたいです。
    年齢はだいぶつ先生と同じくらいで後がないので、次がラストと思い頑張っていきます。
    これからも試験対策の動画等をよろしくお願いします!

    • コメントいただきありがとうございます。
      教員採用試験お疲れさまでした。
      最終結果は残念だったようですが、2次試験まで行かれたことは自信を持っていただければと思います。
      あと一歩、何が足りなかったのかについては冷静に自己分析されて、来年度の試験につなげていってもらえたらきっといい結果が出ると思います。
      私も本業はもちろん、ブログや動画での発信活動に真剣に取り組んでいきたいと思っております。
      これからも宜しくお願いします。
      お互い頑張って参りましょう(*‘∀‘)

  • だいぶつ先生始めまして。私は31歳で講師三年目です。四月から非常勤での勤務を言い渡され落ち込む反面、今まで教師にぬる自信がなく避けてきた採用試験に向き合いたいと考えています。ただ、何も対策が出来ておらず(模試は受験済み、参考書やテキストはありますが、どう使うか悩んでいます)、それでも今夏の試験をパスしてもう一度担任を持って、子どもや保護者に向き合いたいです。こんな自分なんですが、何から取り組めばよいか悩んでいます。よろしくお願い致します。

    • はじめまして。
      今まで教採を避けてきたということは、初めての受験ということで間違いないでしょうか。
      校種や自治体にもよりますが、昨年度低倍率の自治体であれば今からでも充分に間に合うと思います。
      コツとしては、何か突出した得意分野をつくるのではなく、苦手を無くすことだと個人的には思っています。
      そういう意味で、まずは自己分析からだと思います。
      Youtubeやブログでも「対策の始め方」や「受からない理由」をテーマにしたコンテンツをアップしていますので、参考にしていただければ幸いです。

      もし私がSUさんであれば、今年はダメ元で基礎固めをします。
      とにかくすべての試験科目を「受験者平均レベル」にすることを目標に進めます。
      それで、もし合格すれば儲けもの。
      仮にダメであっても、基礎固めが今年できれば来年夏の試験に向けてかなりのアドバンテージを持つことができます。
      悩まずに、まずは行動ありきで進めることも大切だと思います。
      新学期も近いのでイロイロと考えることが多いと思いますが、お互い頑張っていきましょう。
      的確な返答になっていないかもしれませんが、以上です。

  • はじめまして。突然のコメント、失礼いたします。

    【謝意】
    教員採用試験に向かう受験生にとって、愛と優しさに溢れ、かつシンプルで分りやすいサイトを運営して
    いただき、ありがとうございます。採用試験に向けて、論作文等、大変参考になるものばかりで、とても
    心強いです。

    【だいぶつ先生に質問】
    ①(私もだいぶつ先生同様、社会人を15年経験した後、教員へ転職したのですが・・・)社会人経験者・企業勤
    務経験者として、だいぶつ先生はどういった心構えやスタンスで臨み、合格を勝ち取れたとお考えでしょうか?
    その勝因や秘訣をお聞かせください。
    ②(①と似たような質問で申し訳ないのですが・・・だいぶつ先生のフィーリングや一般論で構いません)
    昨今の採用試験は、多発する教員の不祥事を受けて、経験重視(社会人経験も含む)と言われながら、正直、
    この心意気が全く感じられません。採用試験の合否の基準、そして試験官はどこを見て合否を判断している
    のか等、だいぶつ先生のお考えをお聞かせください。

    【私のプロフィール】
    (以下、生意気に聞こえるかもしれません。申し訳ございません。)
    ◆大学では国際政治専攻。卒業後、15年間、某通信会社で営業や人材育成等の仕事に従事し、6年前に退職
    ◆未だ合格できず、臨採で中学教員を継続中
     ⇒この間、これまで、通常学級の担任のみならず、小・中両方で特別支援の担任も経験
     ⇒たくさんの生徒や保護者に可愛がってってもらい、また伸び悩んでいた生徒も多数再生
    ◆上記の社会経験・教員経験に加え、すでに亡くなった両親の介護経験、更には、2匹の大型犬を保護し、
    育てている経験などを教師の仕事に生かしている(生かしていく)旨を毎年、志願書や実際の試験・面接で
    訴えかけてきたのに、なぜ、落ちるのかが分かりません※。
    〔※正直、大学時代の就職活動時代にも味わったことのない屈辱ですが(笑)、人生や教員としての肥やし、
    更には、僕自身を成長させ、スケールアップさせていくための経験かもしれませんね(笑)〕

    今年こそはと毎年思いながら、早6年・・・だいぶつ先生のご指導を力に変えて、今年こそ大願成就させて
    いく所存ですので、お力添えの程、よろしくお願いいたします。

    • ぽりごん様、はじめまして。
      だいぶつ先生ネットのご利用ありがとうございます。

      6年間もの間、講師としての活動をしながら教採受験を続けられているということで、大変ご苦労されていることと存じます。
      しかも、部活動などで拘束時間も多い中学校でのご勤務とあって、頭の下がる思いです。

      早速、いただいたご質問にお答えさせていただきたく思うのですが、私自身は受験指導については素人です。なので、個人的な経験に基づく個人的な意見になります。あくまで参考程度にしていただけますようお願いします。

       まず私自身の採用試験の勝因について。
      自画自賛になりそうで申し上げにくいのですが…とにかく徹底的に取り組んだことかなあ…と思っております。
      低倍率であったこと(3~4倍程度)もあるとは思うのですが、ブログにもありますように、倍率が80倍程度であっても合格できたレベルの成績で合格させていただきましたので、個人的には低倍率は関係なかったと思っています(というか思いたいですw)。
      ちなみに、当時は社会人経験者だからどう…という意識はなく、講師経験が無かったことについても全く心配していませんでした。それは前職で人事的な仕事も経験していて、後述の「採用側の立場」をある程度知っていたこともあると思います。単純に「合格ラインを超えれば良い」という意識の下、自分には何が足りないのかを考え、考えられる穴という穴を徹底的につぶすことを心がけて対策を進めました。
      自分で言うのも何ですが、本当に人生を賭けて気を緩めず毎日8時間以上、ほぼ休日ナシで半年以上対策に取り組んでいました。

       次に、採用基準について。
       表現は難しいですが、採用側は社会経験も教員経験も含めて「経験者」を欲しがっているのではなく「即戦力」を欲しがっていると思います。
      なので、経験者だからハードルが下がるということはなく、むしろ経験者に対しては、採用側の見る目は厳しくなり、新卒よりもハードルは上がるはずです。
      なぜなら採用側は経験者の「肩書き」はなく「能力」を単純に問うてくるからです。
      これは教員採用試験に限らず、民間も含めた中途採用全般に言えることですが「経験」があったとしてもそれが「能力」に反映されていなければ「経験があってもその程度」ということで、評価は低くなるはずです。
      その一方で、新卒の学生はポテンシャル採用になるので、大目に見てもらえる点があると思います。

       ちなみに、過去の採用試験の評価点は確認されてますでしょうか。
       ご質問内容からは人物試験での低評価が原因と考えていらっしゃるようなのですが、もしまだであれば、確認されることをオススメします。
      ご自身の手応えと採用側の評価は全く違う場合があります。
      もしぽりごん様の予想通り、人物試験で評価されていないのであれば、第三者(管理職ではなくプロの指導者)に模擬面接などを通して、課題をみつけてもらうことをオススメします。6年も経験され、周囲にも認められているのであれば、表現の仕方に課題があるのではないかと予想します。

       取り急ぎ、以上になります。
       拙い内容ではありますが、ぽりごん様の合格に結びつくきっかけになれば幸いです。

  • はじめまして。社会人二年目です。今年に通信を始めて来年実習、教員採用試験を受けるか、それとも来年通信を始めるか迷っています。社会人歴2年と3年ですとどれくらい今後の民間含めたキャリアに差が出るのか、合格率はどうなるのか気になってなかなか前に踏み出せないです。自分自身は早く教壇に立ちたいですが、コロナ渦の中、新卒で入った会社を二年少しで退職する勇気が出ません。大仏先生は社会人経験の一年の差についてどのようにお考えでしょうか?稚拙な文章で申し訳ございませんが、通信大学の出願に時間もないのでご返信お願いします

    • はじめまして。
      だいぶつ先生ネットのご利用ありがとうございます。

      2年と3年でどう評価されるかについて。
      個人的な感想になりますが、2と3の数字の違いで評価される可能性は極めて低いと思われます。
      3年でもダメな人はダメだし、2年でも良い人は良い。
      結局は、数字以外のゆうきさんが評価されのではないかと考えます。

      もし、3年というキャリアを優先させるならば、通信で勉強しながら1年過ごすのもアリだと思います。
      自分で言うのも何ですが、私自身、当時は超絶ブラック企業と言われた会社で、教育実習前日まで働いて通信で免許を取得しました。
      もちろん、約1年間、休日はほぼ全て単位取得のための時間に取られましたが、やり切れました。
      受験する時期が30歳を過ぎてしまうこともあり、後がなく必死でしたので、休日が勉強でつぶれてしまうことに対して何とも思いませんでした。
      自分ではその本気さが自分を大きく成長させ、成長した結果を様々な点から評価してもらえたんだと思っています。

      そういう意味では
      気になられている3年というキャリア上の数字を敢えて捨てて、ご自身を追い込んで教採対策と免許取得に打ち込まれるのもアリかもしれません。

      私自身にコレという結論は申し上げられませんが、参考にしていただければ幸いです。

  • はじめまして。私は通信制大学を来年秋卒業する者です。その後教員免許を取るために通信制大学に通う予定です。年齢は41歳、それまでの職歴もあまり立派ではないし、仕事も長くて1年しか続いていません。水泳指導員をしていてこどもに水泳は教えられるので、あと倍率を考えて小学校教員を目指すことにしました。
    こどもも一人おり、まだ小学生なので子どものかわいさがモチベーションになったりもしています。
    正直なところ採用は難しいかもしれませんが、情けない自分を変えたくて、変わりたくてそういう決心をしました。
    こんな私でも、職歴もバイトくらいですが、採用されることはあるでしょうか?

    • コメントありがとうございます。
      ymさんが採用されるかどうかについては、自治体が判断することなので何とも申し上げられません。
      ただ、今の倍率(1倍台の自治体が多数ある現状)を考えると十分にチャンスはあると思います。
      仕事がなかなか続かないという点がネックになる可能性がありますが、まずは教育実習を通してご自身の適性を見極めてみてはいかがでしょうか。
      そして免許が取得できれば採用試験を受けながら、講師として勤務してみてください。それが2年3年続くようであれば採用の可能性は高まるかと思います。
      頑張ってくださいね。

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