育児での「悩み・不安・ストレス・イライラ」を防ぐ…子育て上手になる5つの方法

日常生活「子育て」

この記事では、親子が心身ともにすこやかでいられる子育てのポイントを、5つに絞って紹介します。

毎日笑顔で過ごせる子育てライフの手助けになれば幸いです。

小学校教師として勤務しながら父親として5歳と3歳の子育てに携わっているだいぶつが、妻とともに心がけているコトを中心に書いてしています。

教育者の端くれとして小学校勤務で培った得た知識も活用しています。子育てに100%の正解はありませんが、心がけとしては間違っていないと思います。参考にしてみてください。

 子供の発達傾向や特徴を正しく知る

何よりもまずは「子供の発達傾向を正しく知る」ことが大切だと思います。

何が正しくて何が間違っているのか・・・方向性を知ることである程度の 「不安」 は解消されます。

例えば「3歳ってどんな特徴があるのか」を知っていれば、注意の仕方ひとつでも子どもにとって効果的かつストレスにならない注意をしてあげることができます。正しい知識があれば「3歳のワガママ」に「この子は大丈夫だろうか…」なんて心配は不要なワケです。

知る方法はイロイロありますが、主にはSNSやブログなどインターネットを活用するのが良いでしょう。

 

 自他に理想を求めない~ユルユル育児のすすめ~

親の自分や配偶者に理想を求めない

親も人間である以上、完璧な子育てはムリだと開き直りましょう。ホントにムリですから・・・

そして「イライラ」や「ストレス」から自分を解放しましょう。

特に幼児期の子育ては、子供が「コミュ障状態」ですので、親のストレスは相当です。なので「どうすべきか知っていても、その通りにならない」ということも少なくありません。

でも安心してください。誰もが同じ悩みを抱えて子育てをしています。

  • 自分ができる範囲で取り組みましょう。
  • ムリなら適度に気持ちを緩め、上手に手を抜くようにしましょう。
  • 夫婦間でも「できないこと」を責め合うのではなく、「しんどいこと」を共感し合いましょう。
  • 夫婦間で協力して「お互いがリラックスできる時間」を持てるよう、協力し合いましょう。

上手にストレスやイライラから身をかわして「ユルユルの子育て」で無理なく頑張りましょう。

 

 

 子どもにも理想を求めない

「子供は親の思う通りには育たない」というコトを悟りましょう。

極端に言うと「あきらめていい」と思います。

理想を捨てて「あきらめること」が、きっとみなさんの「イライラ」や「ストレス」を緩和させてくれることでしょう。

また、先に述べたインターネットや本で調べた知識どおりにならないことも多々あります。

そんな時こそは、子供に理想を求めないようにしましょう。「いつかはマトモになる・・・」と、子供の成長を信じて穏やかに待つことが大切です。

「子供は自分が思っている以上に未熟だ」 という意識を持ちましょう。そして、何があっても「未熟なんだから仕方がないよね~」という気持ちを持って、冷静に対応してあげてください。

気が付いたら 「できる」 ようになっていますよ。

 

 子育て中の「スキンシップ」と「笑顔」を忘れない

自分の子育てが正しいか「不安」になったり、上手くいかない日々に「悩んで」いる・・・という人は「スキンシップ」と「笑顔」を忘れないでください。

子供の衣食住とコレができたら子育て的には十分すぎる・・・としましょう。

コレができていたらもう悩みません!ホント十分ですよ、お母さん!お父さん!

子供はスキンシップを好みます。

肌と肌が触れあうことで、愛情と安心感を覚えます。

特に言葉で気持ちが伝わりにくい幼児期はシッカリとスキンシップによるコミュニケーションを取ってあげてください。

・手をつなぐ
・ハグする
・ダッコする
・頭を撫でる
・ほおずりする

こういったスキンシップを通して、子供は本能的に親からの愛情を感じ取ります。そして、子供は親からの愛情に癒され、安心し、精神を安定させます。

 

 子供の感情を受け入れて「共感」する

自分の子育てが正しいか不安になったり、上手くいかない日々に悩んでいる方・・・

子供の衣食住の保障と「スキンシップ」と「笑顔」だけではまだ不安だ・・・

という方は、子供の感情を受け入れて「共感」するコトを心がけてください。ここまでできたら「鉄板」レベルの子育てです。

子供が自分の思い通りにならずに悲しんでいるときは

うさぎ
悲しいね~でもこれはダメだよね~

と悲しそうな表情で受け入れつつ、できないことややってはイケないことはさせないコトが大切です。

そして、喜んでいるときは

ねこ
うれしいね~よかったね~

と一緒に喜んであげるコトが大切です。

そのことが、子供の成長曲線をグンと上に伸ばします。(すぐには伸びませんよ~)

大人もそうですが、人間は自分の感情を受け入れてもらうことで「自尊感情」を育みます。「自尊感情」とは「自分を価値あるものと認め、大切にする気持ち」のコトです。

「悲しい」時に一緒に悲しんでもらえる・・・
「嬉しい」時に一緒に喜んでもらえる・・・

そんな相手に人間は心を許し、信頼を寄せると同時に「自分が大切にされているコト」を実感し「自尊感情」を育ませます。

「自尊感情」の強い子は、自他を大切にでき上に、自己成長欲が強くなります。

よく「勉強しなさい」と言うのは意味が無い・・・と言われますよね?あれは「勉強しなさい」と言ってはいけないのではなく、「勉強しなさい」と言うよりも「自尊感情が育つ声掛けをしろ」という意味です。

「ほめろ」とよく言われるのも、ほめることで「自尊感情を育てろ」という意味です。

勉強する子は基本的に「自尊感情が強い子」です。

大人も同じで、向上心の強い人のほとんどが「自尊感情の強い人」です。

そして「自尊感情」を育むためには、日頃から「人に認められている実感」の小さな積み重ねが大切なのです。

 

 「親の生き様」から子の「価値観」をつくる

「親の背を見て子は育つ」という言葉がありますが、ホントそういうことなんだと思います。

なかなか「片付け」ができるようにならない・・・と子供の成長が思うようにいかずイライラしたり悩んだり・・・そんなお母さん、お父さんいませんか?

すぐに「片付け」なんてできるようにはなりません。ムリだと思って諦めましょう・・・

「片付け」ができる子にしたければ「片付けなさい」と言っても、片付けを教えてもでも上手くはいきません。

  • まずは、日頃から親がマメにサラッと機嫌よく片付けをする。
  • そして時々 「部屋がキレイっていいよね~♪」 と子どもが素直な年頃の間に何気なくさわやかに発信して共感させる。

そうやって「部屋はキレイであるべき」ということを、子供の中で「当たり前の価値観」として定着させることが大切です。

そうすれば、成長に従って「整っていない事」や「散らかっている部屋」に違和感を覚えるようになります。そして、ある時から自分の価値観に合った環境を求めて、自主的に片づけるようになります。

その時が来るまで親は「待つ」しかないんですよね・・・イライラせずに悩まずに気長にいきましょう!

 ともに前を向いて子育てしましょう!

いかがでしたか?

まだまだ、教育者としても親としても未熟なだいぶつの考えではありますが、ご参考に頂けたらありがたたいです。

この記事については、私自身の成長とともに加筆修正させていただこうと思います。

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