この記事では、これから教育実習を受ける方が準備するべき持ち物(グッズ)について
- 持ち物チェックリスト
- 持ち物を選ぶ際のポイント(オススメグッズ)
の2点に整理してお伝えします。
という方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 教育実習準備「持ち物」チェックリスト
- 2 持ち物を準備する際のポイント
- 2.1 教育実習録(日誌)
- 2.2 学習指導要領
- 2.3 メモ帳・ノート類
- 2.4 筆箱
- 2.5 シャーペン・替え芯・鉛筆
- 2.6 消しゴム
- 2.7 黒ボールペン
- 2.8 赤ボールペン
- 2.9 赤採点用ペン
- 2.10 修正テープ
- 2.11 定規(15~20㎝)
- 2.12 のり
- 2.13 はさみ
- 2.14 付箋
- 2.15 クリアファイル
- 2.16 印鑑
- 2.17 バインダー
- 2.18 腕時計
- 2.19 ノート型パソコン
- 2.20 エプロン・三角巾・箸・スプーン
- 2.21 水筒(マグカップ)
- 2.22 ネームホルダー
- 2.23 分度器・三角定規・コンパス
- 2.24 スタンプ
- 2.25 ぞうきん
- 2.26 歯みがきセット
- 2.27 折り畳み傘
- 2.28 制汗スプレー・シート
- 2.29 軽食
- 3 教育実習をスムーズに進めるためにも準備は万全に
教育実習準備「持ち物」チェックリスト
まずは、サクっと必要な持ち物を以下のチェックリストにまとめてみました。
- 絶対に準備すべき物
- 状況によって準備すべき物
- 実習先で準備される可能性が高い物
絶対に準備すべき持ち物
以下の持ち物は、教育実習の初日までに必ず準備しておきましょう。
▢教育実習録(日誌)
▢学習指導要領
▢メモ帳・ノート類
▢筆箱
▢シャーペン・替え芯・鉛筆
▢消しゴム
▢黒ボールペン
▢赤ボールペン
▢赤採点用ペン
▢修正テープ
▢定規(15~20㎝)
▢のり
▢はさみ
▢付箋
▢クリアファイル・クリアフォルダ
▢印鑑
▢バインダー(A4サイズ)
▢腕時計
▢エプロン(小中学校)
▢三角巾(小中学校)
▢水筒(マグカップ)
状況によって準備すべき持ち物
以下の持ち物は、学校や担当する学年、ご自身の体質(体調)によっては必要だったりそうでなかったりするものです。
必要に応じて学校や実習担当の先生と相談をして準備しましょう。
▢ノート型パソコン
▢USB(SDカード)
▢分度器・三角定規
▢コンパス
▢スタンプ
▢ぞうきん(掃除用)
▢歯みがきセット
▢箸・スプーン(小中学校)
▢折り畳み傘
▢制汗シート・スプレー
▢軽食
▢カバン類(校内移動用・出勤用)
▢マスク(使い捨てタイプ)
実習先で準備される可能性が高い持ち物
以下の持ち物は、学校によっては準備してもらえる場合があるモノです。こちらも事前に学校や実習担当の先生に相談をして、必要であれば準備しましょう。
▢必要な教科書、参考書
▢ネームホルダー
▢受け持つクラスの名簿・顔写真
▢時間割
教育実習での服装
服装についても実習先の学校によりますが、スタンダードな服装について コチラの記事 で紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
持ち物を準備する際のポイント
先にチェックリストにてご紹介した持ち物について、準備する際に抑えておくべきポイントやオススメのグッズをご紹介します。
教育実習録(日誌)
教育実習録は絶対に必要です。
教職課程を履修している大学で準備され、渡されるはずです。
以下のポイントを抑えながら、実習に入る前に必ず教育実習録(日誌)の中を確認しましょう。
- 文字については全て読み、内容を理解する。
- 事前に記入しておくべきところは書いておく。
- 自分で書くところと、学校に書いてもらうところ(書いてもらうタイミング)をハッキリさせておく。
学習指導要領
担当している校種、教科の学習指導要領は確保しておきましょう。
事前に読む必要は無いですが、私の経験上、教育実習録(日誌)や指導案を書くときにとても役立ちました。
指導案を書く時に、使う言葉や表現を確認するために、現役教師でも学習指導要領を参考にすることがあります。
メモ帳・ノート類
メモ帳やノート類は必ず持っておきましょう。
個人的に
- A5サイズ・・・持ち運びしやすいし、小さすぎない
- リングタイプ・・・メモ時に表紙がジャマにならない
- ドット罫タイプ・・・文字はもちろん、図形が書きやすい
のノートがオススメです。
特にこちらのタイプはリングがソフトプラスチックなので、書くときにジャマになりません。
メモ帳やノート類は授業見学をしたり、指導を受けたりする際はモチロン、突然どこの学年か分からない子どもたちに相談されたり・・・
またハッと思いついたり気づいたりしたことをメモするのに必ず役に立ちます。
筆箱
教師の仕事は数種類のペンが必要になるので、このようなゆとりのあるサイズのものを用意しておくと良いでしょう。
鉛筆立てに変身させられるタイプの筆箱も便利。
ペンの出し入れがメッチャしやすいです。
小さな文具も入れておきたいと思う方はこのようなタイプもオススメです。
このタイプは内ポケットも充実しているので、小さなのり、ハサミ、付箋、カード類を整理して入れられます。
シャーペン・替え芯・鉛筆
シャープペンシル、替え芯、鉛筆は必需品中の必需品・・・ですね。
シャープペンシルは、使い慣れたモノが良いでしょう。
個人的には「振ると芯が出るタイプ」のシャープペンシルはオススメしません。授業中に「カシャカシャ」と振って音を立てるなら、ふつうにワンプッシュで出したほうが授業のジャマにないと思うからです。
鉛筆を準備される場合は、転がらずに机から落ちにくい五角鉛筆がオススメです。
消しゴム
まさか・・・とは思いますが、キャラクターものや良い匂いのする消しゴムではなく、スタンダードな消しゴムを準備しましょう。
筆箱への入れやすさや使いやすさを考えると小さい目モノがオススメです。
すぐ無くしちゃいそう・・・
と思う方はこのようなお徳用を買っておくと良いでしょう。
黒ボールペン
主に事務手続きなどで使いますが、個人的には子どもへのノート指導でも使えます。
黒の場合は事務書類の関係で比較的細かい字が書けるモノが良いです。水性の0.3mm~0.5mmがオススメです。
赤ボールペン
赤ボールペンは主に子どもへのノート指導で使います。
次の「採点用ペン」とどちらにするかは、指導教諭の方と相談してみると良いでしょう。
テストの採点作業でも使えるようにするのであれば、0.7mmのものが使いやすいです。
採点作業だけでなく添削で使うとなるとすぐになくなるので、予備を常備しておくためにも10本セットで用意しておきましょう。
赤採点用ペン
採点用は別に採点ペンを準備しておくのも良いでしょう。
よく使われているのはコチラの採点ペンです。
コチラは替え芯
筆圧によっては先がすぐにつぶれてしまう場合があるので、ひとつあると良いでしょう。
インクはすぐになくなるので、替えインクは必須です。
また
という理由で「赤鉛筆」にこだわる方はこちらの替え芯タイプの赤鉛筆がオススメです。
替え芯もあります。
3つとも使ったことのある私的には
です。
修正テープ
実習日誌や事務書類などボールペンで書く作業がある以上、修正テープは用意しておきましょう。
修正後すぐに書き込みができるという点で修正液よりもテープタイプがオススメ。
サイズは小さくコンパクトなもの(筆箱に鉛筆などと一緒に入れられる形など)が良いでしょう。
定規(15~20㎝)
事務用で定規はひとつ準備しておきましょう。
使わないかもしれませんが、工作で使ったり、ザックリと紙を切る時に使るので、カッティング対応のモノであると便利です。
あと、三角定規や分度器にも言えることですが、定規類はシンプルで半透明なものにしましょう。
のり
工作だけでなく、プリントをノートに貼る作業をするなどで子どもへの支援で使えます。
かさ張らず、速乾性の高いスティックタイプが良いでしょう。
筆箱にも入るミニサイズが1つあれば十分だと思いますが、ネットではなかなか見当たりません。私はコンビニや100均で買っています。
はさみ
はさみも必要な持ち物です。
コンパクトなものが良いですが、小さすぎると切りにくいので程よい大きさのモノを選びましょう。
上のハサミはタテの長さが174mmで、筆箱に入り、不便なく使えるタイプなのでオススメです。
付箋
付箋は何のために使うのか今は想像できなくても、ひとつは持っておきましょう。
付箋があれば、実習簿だけでなく、教科書や先輩教員から借りた資料など、直接書き込めない・・・でも書き込んでメモしておきたい・・・という時に一時的にメモをして貼り付けておくことができます。
メモができるしジャマにもならないスタンダードな大きさ(75mm✕25mm)がオススメです。
クリアファイル
学校はまだまだ紙がメインです。
学校・学年・学級関係の書類だけでなく、各種研修でもらった資料などを整理しておくためにも複数持っておくと便利です。
10枚ほど持っておけば大丈夫だと思われます。
見開きでポケットなどがついているクリアフォルダを持っておいても良いでしょう。
印鑑
まだ要ります!
冗談ではありません!
学校によりますが、おそらく印鑑の不要な公立学校はまだ無い・・・と思われます。
100均のモノで充分ですが、朱肉を使うタイプのものを準備してください。
シャチハタはダメです。
バインダー
体育や実験観察の授業や実習学級以外での授業を見学させてもらう時など、立ちながらメモをしなければならない時があります。
そんな時に役立つのがバインダーです。
台紙にバインダーだけのシンプルなものでも良いですが、表紙の付いたものや必要最低限のポケットがある、以下ようなバインダーのほうが、イロイロな状況や場面に対応できて良いと思います。
サイズはA4がオススメです。
なぜなら学校の書類はほぼA4・B5・B4だからです。
B5はA4より小さいので対応できますし、B4は2つ折りにするとB5サイズになるので、A4をひとつ準備しておけば大丈夫だと思われます。
腕時計
学校生活は分刻みでの活動になりますので、腕時計は準備して必ず装着しておきましょう。
普段はスマホで済ませていても、スマホの持ち込みができない場合があります。腕時計の準備が無難です。
安いものでも時間が確認できれば充分ですが、先のことを考えるのであればこれを機会に
防水・防圧・耐衝撃
の3拍子揃った上に比較的安いコチラのような腕時計がオススメです。
ノート型パソコン
ネットワークにつながない前提で、学校に持ち込めるノート型パソコンを1台準備できると便利です。
今は指導案などの書類をパソコンのワードやエクセルを使って作成することが多いです。実習簿もパソコン打ちができるケースがあります。
先述のとおり、基本的に実習生は職員室に出入りしない学校が多いので、自習先の学校に相談をして、可能であればノート型パソコンを自分で準備しておくと良いでしょう。
既に持っているのであれば、それを使えば良いと思いますが、まだ持っていないのであればイロイロな場面や方法で使えるタブレットとしても使えるクロームブックタイプのパソコンを持っておくと良いでしょう。
エプロン・三角巾・箸・スプーン
昼食は教育実習生も子どもたちと一緒に給食をいただきます。
モチロン給食も指導うちのひとつになりますので、子どもたちと一緒に活動ができるよう
- エプロン
- 三角巾
も準備しておけば万全です。
- 箸
- スプーン
は自治体によって給食センターで準備されていることもありますので、事前の相談で実習校に確認しておきましょう。
水筒(マグカップ)
お茶や水など、水分の準備のために水筒を準備しましょう。
職員は職員室にマグカップを置いて、お茶やコーヒーをいれて飲むことができます。ですが、基本的に実習生は職員室には入らないのでマグカップを職員室に置いて・・・というわけにはいかないと思われます。
大きさは時期にもよりますが、500ml~1L程度のものが良いでしょう。
ネームホルダー
ネームホルダーは中身も含めて学校側が準備してくれる場合が多いようです。
こちらも事前相談のタイミングで準備するべきかどうかを実習先の学校と相談しておくと良いでしょう。
分度器・三角定規・コンパス
実習中に進められる授業で必要になるか確認してから準備しましょう。
分度器や三角定規は、全体が透けて向こう側の線などが明確に見えるシンプルなものにしましょう。
スタンプ
スタンプは子どもたちの成果物をチェックするときに役立ちます。
もし準備をするのであれば
- みました
- よくできました
- がんばりました
の3タイプがあると便利です。
ぞうきん
実習生としては、給食当番と同じく清掃も一緒に活動したいところです。
今は、子どもたちひとり1枚「マイぞうきん」を持つ学校が増えています。そうでなくても、自分で使うぞうきんを準備しておきましょう。
自作ぞうきんはモチロンOKですが、今は100均で「学校で使う用のぞうきん」が売られています。
100均ってホントに何でも売ってるんですね。
歯みがきセット
今は感染症対策の一環で歯みがきをしない学校が増えていますが、そうでない学校であれば先生も歯みがきしないワケにはいきませんね。
歯みがき用のコップが必要なのかどうかも含めて、シッカリと実習校と確認をして準備をしましょう。
折り畳み傘
退勤時はモチロン、大雨での下校指導など突然傘が必要になる場合があります。
職員用の傘置き場が無かったり、使えなかったりするのであれば、折り畳み傘をひとつ準備して学校に置いておくと良いでしょう。
制汗スプレー・シート
体を動かすことが多い教師にとって、汗は付きもの。特別教室を中心にエアコンが完備されていない学校も少なくありません。
実習生用の教室にはエアコンがない・・・なんてことも考えられます。
嫌なニオイを防ぐためにも、汗対策は万全にしておきましょう。
軽食
放課後、お腹が空いた時に少し口にできるモノがあると助かります。
- 場所を取らない
- 匂わない
- 汚れにくい
- すぐに食べられる
- 雰囲気によってはおすそ分けができる(笑)
ものが良いでしょう。
教育実習をスムーズに進めるためにも準備は万全に
教育実習は忙しく、時間が足りません。
モノが無ければ不便な想いをするだけでなく、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。
何より、貴重な時間をムダ使いしてしまうことにもなりかねません。
貴重な教育実習をスムーズに進めるためにも、準備は万全にしていきたいものです。
後になって
なんて後悔することのないよう、無いものは早いうちに準備しておきましょう。
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