教師として初めての着任を前にして

と思っている方いませんか?
この記事では、新任教師が着任までに準備するべきものとしてオススメできる
- 即戦力文具品
- 他の必需品
- 意外に役立つ便利グッズ
をご紹介します。
ここで取りあげているグッズは、小学校教師としての経験豊富な筆者が実際に使っているモノばかり。
このような方はぜひご覧になってください。
- 教採に合格し、春の着任に向けて必需品をそろえたい方。
- 講師として、間もなく着任される方。
- 学校の先生になる身近な人に、お祝いでプレゼントをしたい方

教師の必需品&便利グッズ・文具品編

まずは文具品をご紹介します。
4月になると、全国の教師が新学期の準備に入るので、品切れしてしまう場合がありますのでご注意ください。
多機能ペンケース★
教師に限らず、仕事をする上で「筆箱(ペンケース)」は必需品中の必需品。着任、新学年、新学期に合わせて新しい筆箱を準備してみてはどうでしょうか。
教室用とその他用に分けて筆箱を準備する教師もいますので、プレゼントにもオススメできますよ。
この筆箱は少々大きい目ですが、本のように見開きするタイプで意外とジャマになりません。
何より、小物を入れるスペースが充実しています。鉛筆、採点ペン、消しゴム、定規、シャチハタ印、修正テープ、ミニサイズのハサミやのり、カッターナイフ、そして付箋など…よく使う文房具をいつもそばに置いておける優れものです。

このタイプの筆箱も教師の中では人気があります。
このタイプは小物の収納はほとんどできませんが、立ててペン立てにして使えます。すると、ペンと鉛筆の差し替えなどがカンタンになるで使いやすいです。
そして、最近発見した優れものがコチラ。

なんと、小物の収納ができる上に、ペン立てにもできる筆箱なんです!先にご紹介した2つを足して2で割った感じです。
色合いは2色構成の6パターンあって、どれもユニセックスな優しい感じがします。きっと子どもウケも良いと思います。
採点ペン
次にご紹介するのは「採点ペン」。
教師になると、宿題チェックからテストの採点まで…毎日が丸つけの連続・・・採点ペンは教師にとって使わない日が無い「超・超必需品」です。
実は、この採点ペンは90%以上の教師が使っているベスト&ロングセラーの採点ペンです。
このペンはインクやペン先を交換できる(しかも安い)ので、ほぼ永久に使い続けられます。

ちなみに替えインクがこちら。
インクは青もありますが、まずは赤だけでいいでしょう。
そして替えのペン先がこちら。
ペン先がやや繊細なので、筆圧が強い人やたくさん使う方は月に1~2回の交換が必要です。
替えのインクとペン先と合わせて、ひとつづつ準備しておきましょう。そうすれば、着任後のスタートから丸つけで困ることはありませんよ。
最近は、シャープペンシルの進化でこんな色鉛筆シャーペン(2mmタイプ)も出てきています。
丸つけをするのに、色鉛筆の質感を好まれる方はこちらがオススメです。
インクだと時々手で触れたりして散ってしまう…という心配も無いので、丸つけ作業に集中できるそうです。
こちらが替え芯。
そしてこちらは、鉛筆の先をシャープにするための削り器です。
芯が折れてしまった時や、必要以上にシャープにしたい時に使います。
何れも「本体+替え芯+ペン先(削り器)」のワンセットでプレゼントしてみるのも良いでしょう。
水性ボールペン
採点ペンとは別に持っておきたいのが「水性ボールペン」です。
コスパの面で圧倒的優位に立つのは、先ほどご紹介した「採点ペン」ですが、採点ペンだけではこんな場面で不便を感じます。
- 保護者からの連絡帳コメントへの返事
- 日記の返事
- 事務書類への記入
困る理由は「書き跡の太さ」です。
比較的小さな文字で書く必要のある場合は、書き跡が太くい採点ペンではなく、細いめの「水性ボールペン」が便利です。

私は、赤と黒の水性ボールペンを持っています。
赤は、日記の返事や子どものノートに指導の書き込みをする時に。
黒は、保護者からの連絡帳コメントへの返事や事務所類への記入をする時に使っています。
ちなみに、赤は書き跡が0.7㎜。
黒は書き跡が0.4㎜のこちらボールペンを使っています。
特に黒の0.4mm水性ボールペンは、着任直後の事務書類への書き込みや確定申告書など、小さな字を書かなければならない場合でも字が潰れませんので便利です。
ホチキス★
ホチキスも教師にとっては必需品ですね。
以下のような学級運営や校務分掌…さまざまなシーンでよく使います。
- 宿題プリントを綴じる時
- 校外学習(宿泊学習)の資料を綴じる時
- 指導案を綴じる時
- 職員会議の資料を綴じる時
ホチキスは学校備品でもよく準備されていますが、古くて使いにくくミスショットが多いです。サクサクと動く良いホチキスをひとつ自前で準備しておくと良いでしょう。
イロイロと種類はありますが、標準サイズのホチキスは必ずひとつ準備しておきましょう。
さらにオススメなのはコチラの「高性能ホチキス」。
こちらの高性能ホチキスは以下のような特徴があります。
- 一度に60枚の紙を軽々と綴じることができる。
- 少ない枚数でも針足どうしが重ならない。
- 綴じた針足が膨らまず平らになる。
なので
- 夏休みなどの長期休業中や学級閉鎖などで、大量の宿題プリントを綴じる時。
- 子どもたちの文集を綴じる時。
など、必ず年に数回はある「30~40枚以上の紙を綴じる時」に役立ちます。

この「超高性能ホチキス」は便利ですが、持っている人は少ないです。
なので、教員になられる方への「意外性のあるプレゼント」として最適なグッズと言えるでしょう。
スクールタイマー★
タイマーは学級経営の必需品です。
小テストや授業中の課題をするのに制限時間を設けたり、授業を延長したかわりに次の時間の中で5分間休憩を取るときなど・・・

同じ持つなら、性能が良くて丈夫なこの「ズズキスクールタイマー」がオスススメ。
タイマーというと、このような100円均一などでも売っているキッチン用タイマーを準備される先生が多いですが・・・

なぜなら、スズキスクールタイマーは学級活動で使用する上で、大切な以下の性能を兼ね備えているからです。
- タイマー表示が大きい(教室の後ろからでも見える)
- アラーム音が大きい
- 操作が簡単
- 強力磁石でシッカリと黒板に付く
性能の詳細はこちらの記事で紹介しています。
同じ買うなら最初から「役に立つモノ」を揃えましょう。
お値段的にも教師になる方へのプレゼントにちょうど良いのではないかと思います。
金属製大型定規
定規が教師の必需品であることは理解いただけると思うのですが、同じ持つなら絶対にオススメしたいグッズが、金属製の大型定規です。
「大型」とは今回は30㎝以上のものを指します。
教師の仕事は、紙などをカッターナイフで真っ直ぐに切ることがあります。
プラスチック製の定規ですと、カッターナイフの刃で定規を削ってしまうことがありますが、金属製の定規ではその恐れがなくなります。
私が持っている定規はこちら。
ステンレス製です。
10年以上使っていますが、削れることも、目盛りが消えることも、さび付くこともありません。
さらに便利でオススメしたい定規がこちら。
この定規は本体がアルミ製なので軽い上に「溝引き」があります。
「溝引き」とは、定規の真ん中にある溝のことです。
Amazonより引用
この溝を使えば、定規を汚すことなくマジックや筆で線を描けますし、定規を外した時に乾燥していないインクが散って広がることもありません。

お楽しみ会の準備や、調べ学習の発表など、グループ活動で大活躍してくれる貴重なグッズです。
画びょう抜き
掲示作業で画びょうを使うのに便利なグッズが「画びょう抜き」です。
壁に貼る時はともかく、剥がす時に画びょうを手で抜くのは大変です。
ひとつひとつ壁に刺さった画びょうをツメを立てて抜くとなると、ツメがはがれてしまいそうになることがあります。
そんな苦労もこの「画びょう抜き」を使えばイッキに解決。
時間の掛かっていた画びょう抜きがあっという間に終わります。

ぜひ教室にひとつ、置いておきましょう。
指示棒★
学校の先生と言えば「指示棒」をイメージする人、少なくないですよね。
この指示棒、予備校の某有名講師や大学教授を始め、多くの教師に支持されているベストセラー指示棒なんです。
「コクヨ製」で、丈夫で使いやすい点で他を圧倒しています。

と思う人もいるようですが

指示棒は一斉指導をする教師にはひとつ持っておいて損のないグッズなのです。
ちなみに、若い方や小学校の先生は、子どもウケを狙ってこういうのを準備したくなりますね。
アリだと思います。

でも子どもたちは喜びます。そして、触りたがります。それでも「ウケ狙い優先で、年に4~5本こわれてもイイよ」と言う人はどうぞ。
指示棒は意外と持っている人は少ないですし、特にウケ狙いの指示棒は消耗品レベルなので、プレゼントとしても喜ばれると思いますよ。
ごほうびスタンプ★
ごほうびスタンプは、特に小学校の先生にとっては必ずひとつ準備しておきたい必需品です。
中学校や高校でもキャラクターをシッカリ考えて選べば使えます。

特に小学校の先生は、必ずひとつは準備しておきましょう。
スタンプには「2種類」ある
スタンプには「シャチハタタイプ」と「スタンプ台を使うタイプ」の2種類あります。

「シャチハタタイプ」は、使い捨てタイプだったり、インクを追加できるタイプでも壊れやすく長持ちしないのですが、「スタンプ台タイプ」は長く使えます。一度準備すればほぼ一生ものです。
ちなみに「スタンプ台タイプ」を準備される方は「速乾タイプのスタンプ台」も準備しましょう。。
速乾タイプでスタンプをすれば、すぐにノートを閉じたり、プリントを重ねたりしたり、腕や手が触れたりした時にインクが滲むことがほぼありません。
クリップバインダー★
「クリップバインダー」も持っておくと便利なグッズです。
こちらのバインダーは板の上にクリップがついただけのものですが、研究授業の参観、卒業式の練習、運動会の練習など、プリントを見ながら歩き回り、気づいたことがあったらササっとプリントにメモをする…というような仕事をする時に役に立ちます。
こちらはノートのように閉じることのできるタイプのバインダー。
校外学習や社会見学、または出張先での研修などでは、このようなノート型で表紙でフタができて、資料や筆記用具を収納できるポケットが付いているバインダーが便利です。

クリアファイルやポケットなどの収納スペースがたくさんある「システム手帳型」のバインダーもあります。
修学旅行など、持ち運ぶ重要書類がたくさんある場合は、このような「システム手帳型」のバインダーが便利です。
プレゼントにするのであれば「システム手帳型」のバインダーなんかが喜ばれるのではないかと思いますよ。
チューブファイル & 穴あけパンチ
チューブファイルもひとつは持っておきたいグッズですね。
チューブファイルは、普通のファイルよりもぶ厚く、たくさんの紙資料をストックできます。
各種会議で配布された紙資料をストックするのに必要です。特に職員会議でもらう資料は年間トータルで綴じると広辞苑並の厚さになります。

同時に、チューブファイルに綴じれるよう、配布された紙資料に穴を開ける「穴あけパンチ」も職員室のデスクの引き出しに入れておきましょう。
子どもたちにファイルさせるために、テストなどの資料に穴あけする時にも使います。
なので、使いたい時にすぐ使えるよう、教室と職員室にひとつずつ置いておきましょう。
そうすれば

というようなことが無くて済みます。
カッター台
カッター台はその名の通り、カッターを使うときに台にするグッズです。
特に小学校教師は、何かとカッターで画用紙やラミネートされたカードを切る機会が多いです。1年を通してカッター台を使わずして過ごせる小学校教師はまずいないでしょう。
このカッター台、1枚あればマルチに活躍してくれます。

できればA3サイズ程度の大き目のモノを1枚持っておくと良いでしょう。
私は教室用(A3サイズ)と職員室用(A4サイズ)の計2枚持っています。
ブックエンド & ファイルボックス
まずはこちらがブックエンド。
職員室でも使えますが、どちらかというと教室で教科書や本、回収したノートを立てて整理・保管するのに役立つグッズです。

そしてこちらのファイルボックス。
書類や資料の入ったクリアファイル、ノートや帳簿などを立てて保管するのに役立ちます。
職員室の机上に置いておくと、簡単に各種資料を立てて保管することができますよ。
スケジュール帳(教務必携)

スケジュール帳は一般的なモノではなく、教師用のスケジュール帳です。
別名「教務必携」とも言います。
これは、新任教師が仕事をする上で初日から持っておきたい必需品です
毎日の時間割だけでも、行事が入ったり交換があったりで変更が多い上、学校行事や会議が目白押しです。そんな多忙なスケジュールを正確に管理するために必要になります。
この「教師用スケジュール帳」と普通のスケジュール帳との違いは
- 毎日の「時間割」を記入できるスペース
- 成績を始めとする評価チェックができる「学級名簿」
- 会議などの議事録が書き込めるスペース
などがあることです。
自治体によっては、教職員全員に無料配布されるところもあります。無料配布されるかどうか分からない場合は、知り合いの先輩職員や教育委員会などに確認をしてみましょう。そして、もし配布されない自治体であれば、入職日までには必ず準備しておきましょう。
教師の年度始めは超多忙です。
新任教師であろうと容赦ないです。
早い学校では、出勤初日に担当学年と担任学級が言い渡され、その日の職員会議で時間割が決まります。
そして、出勤2日目には学年会議で1学期の予定を相談。
出勤3日目には学級名簿を作り、教室準備をする・・・そして出勤4日目には始業式・・・つまり、入職してからスケジュール帳の準備をしているようでは遅いのです。
小学校教師の必需品・その他編
次に、文具品以外の必需品をご紹介します。
どれも必ず役に立つものを紹介しています。サイズのあるグッズなどは、文具品と同様に品切れしないうちから準備されることをおススメします。
腕時計(防水・防圧タイプ)★

腕時計も教師にとっては必需品であり、絶対に役に立ちます。腕時計をする習慣のない人もぜひ準備しましょう。
そして、準備するのであれば「防水・防圧・耐久性」のある腕時計としてG-SHOCK(ジー・ショック)の腕時計をオススメします。
プール指導、運動会練習などの「体育指導」、休み時間で子どもたちと過ごす「遊び時間」、年に何度かある「職員作業」など…教師は体を動かす仕事が多いです。
腕時計にキズが付きやすく、水が掛りやすい仕事環境です。
そして何より、夏場は腕時計が汗クサくなります。毎日水洗いできるモノでないと、腕時計から異臭を放つようになります。最悪ですね。
絶対に「防水・防圧・耐久性」のある腕時計を準備しましょう。
G-SHOCKは丈夫ですが、無駄にゴツゴツしていて高いイメージがあります。
でも、探してみると、そうでもないモノもあるんですよ。女性の先生で使っている方もいます。
私は、このG-300-3AJFを使っています。
このG-SHOCKはゴツゴツしていないし、見やすいし、派手すぎず地味すぎず・・・私のお気に入りです。購入してから5年が経過していますが、電池交換も時刻調整もしたことがありません。
値段も1万円前後で、G-SHOCKの割には安いです。
決して安くはないですが、一度買えば長らく安心して使えますので、それだけのコストを掛ける価値は十分にあります。
G-SHOCKは比較的高いので、欲しいけど持っていない・・・という方が多いです。
そう考えると、これから教職に就かれる方へのプレゼントにも最適ですね。
上靴 & 体育館シューズ
上靴を準備しましょう。
上靴はスリッパ、草履、ツッカケのようなものを履く人もいますが、絶対に「ランニングシューズ」がおススメです。
理由は「疲れにくく、動きやすいから」です。
生徒児童の対応など、緊急を要する場合は、教師は走らなければなりません。
そんな時にスリッパやツッカケでは、対応が遅くなるだけでなく、自分がケガをする恐れがあります。
そして、色的にオススメなのが「黒色」です。
なぜなら参観日や式などでスーツを着なければならない日であっても、黒だと目立たずそのままでいられるからです。
黒以外の目立つ色だと、式だと革靴に履き替えます。
参観の日はそのままの靴でいる教師もいますが、やっぱり見た目「ダサイ」です。
普段は逆に…と思ってしまいますが、案外目立たないですし、デザインがランニングシューズなので、違和感がありません。
上靴はすぐに履きつぶしてしまうので、3000円前後で販売されている、有名運動メーカーのランニングシューズがオススメです。あまり高価なものは買わないほうが良いです。
私は年に2足くらいのペースで履き替えています。
コップ & 水筒★

職場で使う「水筒」や「コップ」も教師にとっての必需品です。
いずれも、保温性や耐久性にすぐれたものをひとつずつ準備しておきましょう。教師生活に必要不可欠な、即戦力グッズです。
コップ
コップは職員室で仕事をするときに役に立ちます。
そして、お茶やコーヒーを飲みながら仕事をする時に使います。
私が長らく使っているオススメのコップがこちらのタイプです。
このタイプは保温性も耐久性も抜群で、フタがあるので持ち運びするのにこぼれません。
少々大きめですが、その分たくさん入るので、職員会議など、長時間に及ぶ会議に持ち込むのにも使えます。
また、このコップがあれば、夏場は冷たいお茶を、冬場はお湯や温かいお茶やコーヒーを淹れて、冷たさや温かさを長持ちさせて飲むことができます。
コップなら100均の陶器コップもありますが・・・
ここは少々高くても、良いものをひとつ準備しましょう。
こういったコップは自宅でも使えるので、思い切ってプレゼントにしてみるのも良いでしょう。
水筒
水筒もひとつ学校用に準備しておくととても便利です。

私は教室への持ち運びのことを考えて、こちらのタイプを使っています。
このタイプ耐久性・保温性に優れている上に、形がスリムで持ち運びがしやすいです。
なので、職員室から教室へ移動する際にも荷物になりません。
校区探検や学校近くの施設への見学など、近距離の校外学習であればこちらで十分に間に合いますのでとても重宝しますよ。
仕事着

そして、仕事着です。
教師と言えば「ジャージ」ですが
ジャージを上下揃える必要はありません。実際、上下セットに拘って装備している人はほとんどいません。
そうすることで、もし下のズボンが破れて使えなくなっても、セットでないので「上も使えない」なんてことがなくなります。
また、気軽に上下それぞれを入れ替えて着用できるので便利ですよ。
まず下は、このような比較的安い目のジャージを準備することをオススメします。
こちらはメンズ
そしてこちらがレディース
あまり高いものを買ったところで、教師の「動く」仕事柄、すぐダメになる可能性があります。
なので、スポーツメーカーでありながらも比較的安いものを選ぶのがコツです。
そして、上は派手でないトレーナーやパーカーがあればベストですね。
もし無いのであれば、それこそ無地で安いモノを数着揃えておけば無難ですね。
個人的には、無地でもちょっとオシャレで、何かと帽子部分が役に立つこともある「パーカー」がオススメです。
現役教師の中でもパーカーは人気があります。
仕事着も赴任した初日から必要になるはずです。
あわてて沢山準備をする必要はありませんが、4月の入職までに上下2着ずつくらいは揃えて持っておいたほうが良いでしょう。
カバン類★

最後に「カバン類」を紹介します。

自分の文具品や教材資料、日によっては子どもたちのノートや校務分掌資料など、持ち運びが必要になります。
そんなたくさんのアイテムを、職員室から教室まで…または自宅まで持ち運びするためのカバンが必須です。
教師にとって使いやすいカバンの条件は
- 大量の資料を持ち運びできる収納性
- 重さに耐えられる丈夫さ
- ダメになっても気軽に買い換えられる安さ
です。
これらの条件を揃えたカバンをいくつかご紹介しておきます。
ぜひ4月の入職に合わせて準備しておいてくださいね。
「トートバッグ」か「バスケット」
沢山の荷物を運ぶのにオススメなのが「トートバッグ」か「バスケット」です。
これら2つは、先の3つの条件を兼ね備えている超優良アイテムです。
特に、職員室と教室の往復で持ち運びするのに絶対に使えます。便利すぎて、使うのがアタリマエになりすぎて…最終的には便利さを忘れるくらい便利です。
まず、電車通勤される方には「トートバッグ」がオススメです。
肩から掛けられることと、中身が見えないことから、一般の方と場所を共有する場面があっても差し支えありません。
トートバッグと言ってもイロイロありますが、収納性や耐久性を考えた場合
- 大きい目のサイズであること
- 布製であること
をススメします。
車で通勤できる人には「バスケット(買い物カゴ)」がオススメです。
バスケットの利点は硬い箱型であることです。
硬い箱型であるので、どこに置いても「安定感」があります。さらに、中にあるもの全体が見えやすく、欲しいものを容易に取り出せます。
小さいものを買ってしまうと、大きめの教材などが入らないことがありますので、気を付けてください。
「30㎝×40㎝」以上のものであれば大丈夫です。
「リュック」や「肩掛けスポーツバッグ」
最近、サラリーマンの通勤でも使われているリュック、中でも「箱型リュック」は、ノートやテストなどを大量に入れることが出るという点でオススメです。
ノートパソコンを始め、仕事道具をイロイロと入れられるポケットのある、収納性に富んだビジネスタイプもオススメです。
どちらのタイプにしろ、リュックは電車通勤される方や、仕事帰りに立ち寄られるアテのある場合などには見た目が良く、荷物もたくさん入るので便利です。
リュックより肩掛けのスポーツバッグがシックリとくる方はそちらでも良いと思います。。
用途や状況に合わせて購入されると良いでしょう。
カバンはデザインで好みが分かれますが、相手の好みが分かっているのであればプレゼントに最適なグッズと言えるでしょう。
意外と教師の仕事に役立つ超便利グッズ
そして最後は、持っていない人は多けれども、私が持っていて、意外に仕事で役に立ちまくっている「超便利グッズ」をご紹介します。
「プレゼント」としては微妙なモノもありますが、教師として働く方にとっては春から役立つ「即戦力」ばかりです。
ハンディタイプ掃除機★
毎日子どもたちが中心になって教室の掃除をします。
どんなに一生懸命にやってくれても、残念ながらホコリが溜まってしまう場所があります。
- テレビの周辺
- 棚・教壇・黒板の周辺
- 部屋の四隅
- ゴミ箱の下
- 高いところ(掃除用具入れの上など)
時々チェックすると、ホコリがたまりすぎて綿埃になり、ホウキでは取りにくい場合もあります。
そんな時に「掃除機」があれば、すぐに全てのゴミを吸い上げて片付けられます。
参観や懇談前など、ギリギリになって「ハッ!」と気づいた時も、掃除機があればすぐに掃除できます。
大きな掃除機では収納場所に困ります。
ハンディタイプで比較的吸引力のあるもの。そして、細い場所でも掃除ができるよう、吸入口を差し替えられるタイプの掃除機を選びましょう。
ハンディタイプの掃除機は、自宅の部屋や車の中でも使えます。プレゼントとしてもきっと喜ばれるグッズと言えるでしょう。
ドライヤー & ハンガー
雨の日…多くの子どもたちが靴下を濡らして登校してきます。
そしてその中に替えの靴下を持っていない子どもが必ずいます。
そのまま履かせておいたり、裸足で上靴を履かせるのも衛生上よくありません。そんな時に、ドライヤーがあれば濡れた靴下をすぐに乾かせます。
また、給食をこぼしてしまったりして服を汚してしまう場合もあります。
牛乳やスープは服の上で乾燥すると異臭を放ちます。できれば一時的に体操服に着替えさせ、水洗いし、下校までに乾かしてしまいましょう。
そんな時に役に立つのが「ハンガー」です。
夏場であればハンガーに掛けて天日干ししておけば、アッと言う間に乾きます。冬場でも、ストーブやエアコンの近くに掛けて干すことができれば便利です。
そんな時にも「ハンガー」が役に立ちます。
ドライヤーにハンガー。
家庭の必需品ではありますが、学級でも持ち合わせがあるととても便利。子どもたちにも感謝される超便利グッズなのです。
まとめ:まだまだあります…新任教師が準備すべき必需品

以上、今回は新任教師が準備すべき必需品として以下のグッズを紹介しました。
- 多機能ペンケース★
- 採点ペン(インク&替え芯)
- 高性能ホチキス★
- スクールタイマー★
- 金属製大型定規
- 画びょう抜き
- 指示棒★
- ごほうびスタンプ★
- クリップバインダー★
- チューブファイル&穴あけパンチ
- ブックエンド&ファイルボックス
- スケジュール帳(教務必携)
- 腕時計★
- 上靴(ランニングシューズ)★
- コップ&水筒★
- 仕事着★
- カバン類★
- 掃除機★
- ドライヤー&ハンガー
今回は合計で20点のグッズをご紹介しましたが、それ以外にも入職までに準備しておきたい「必需品」はたくさんあります。
また、知り合いの教師へのプレゼントで「持っていたらどうしよう…」と悩まれている方は「消耗品」を基準に検討されるのも良いと思います。
「消耗品」だと、すでに持っているモノであっても消耗後に使ってもらうことができるからです。
本サイトでは他の「教師の必需品」に関する情報を提供していきますので、そちらもぜひ参考にして準備を進めてくださいね。
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