「小学校全科」勉強法のコツ教えます~傾向と対策など…合格までの道のりガイド~

「小学校全科」勉強法のコツ教えます~傾向と対策など…合格までの道のりガイド~ 教員採用試験の勉強法「小学校全科」



この記事では、教員採用試験の小学校を受験する方を対象に「専門科目(小学校全科)」の勉強法について、筆者の経験を元にご紹介します。

「小学校全科」は中学校や高等学校などの他校種とは違って、全ての教科が出題対象になっています。そして「一般教養」の出題範囲のほとんどが被るので、「小学校全科」の対策を進めることで「一般教養」の対策を進められると考えて良いでしょう。

ここでは「小学校全科」の勉強法に絞り、説明していきます。

 

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 鉄則は 「弱点をつくらない」こと

教員採用試験の小学校全科は弱点をなくすことが合格への近道

これは教員採用試験対策全体に言えるコトですが、「小学校全科」対策の鉄則も 「弱点=苦手をつくらないことです。

全科目を最低でも受験者平均はできるようにして「得意科目で差をつける」ようにしましょう。

小学校全科の厄介なところは、小学校全科の中に「国語、算数、社会、理科、英語、体育、音楽、図画工作」と最大8教科にわたる内容が問われることです。なので「算数の図形問題がダメ・・・」「社会がどうしても苦手」など弱点を持つ受験生が少なくありません。

こうなると、多くの受験生は「得意で不得意の穴を埋めよう」とします。

得意科目での高得点を狙って得意科目に時間をかけるのではなく、ここはイヤでも面倒でも不得意科目に時間を掛け、せめて「受験者平均」は取れるように力を引き上げるようにしましょう。

小学校全科に限った話ではなく、教員採用試験の対策は、「得意科目で不得意科目の穴を埋める」のではなく「得意科目で差をつける」という発想で戦えるようにしてください。

それだけで合格率がグンとアップします。

「脱!不合格」苦手を克服し弱点をつくらないことが教採合格への近道だ

 

 参考書と問題集は「自分の学習タイプ」から考えよう

過去を振り返って自分の学習タイプを自己診断しよう

試験対策に「参考書と問題集」は付き物です。

イロイロある教員採用試験の対策本の中から、どれを選ぶべきか迷いますね。

参考書と問題集は「自分の学習タイプ」から考え、判断するようにしましょう。

私は、参考書と問題集は「暗記用」と「実践練習用」に分けて考えました。

なぜなら、自分の学習タイプを考えた結果、知識の暗記と実戦練習は別メニューで取り組むのがベストだと考えていたからです。

人によっては 「実戦練習を重ねながら知識を高めていく方」 もいます。そういう方は「全国過去問題集」を何度も繰り返すコトで覚えていくようですので、参考書は不要なのかもしれませんね。

それ以外にどんなタイプの方がいるのかは分かりませんが、「自分の学習タイプ」を知り、それに合わせて学習計画を立てたり参考書や問題集を選んだりすることは、効率の良い対策の実現につながると言えるでしょう。

その上で大切なことは、自分の特性を理解して、自分で考え、判断し、勉強法を選択することです。



 

 “一発合格者”が愛用した「問題集&参考書」

一発合格者の筆者が愛用した問題集&参考書とは?

合格者が教員採用試験対策にどのような参考書や問題集を使っていたのか・・・は受験生にとっては気になるところですね。

そこで、小学校全科の対策でだいぶつが使用した参考書と問題集を紹介します。

自分なりに試行錯誤した末に選んだ参考書と問題集ですので、自信を持って「おすすめ」できます。

 

一発合格者のオススメ問題集

先にも述べましたが、小学校全科の対策をする上で、まず教材を以下の2種類に分類しました。

  • 「知識を暗記」するための教材
  • 「実戦練習」をするための教材

それぞれの分野で使った教材を紹介します。

「知識を暗記」するための教材

・オープンセサミシリーズ「小学校全科」参考書(東アカ通信教育教材:市販品と同じ)
・オープンセサミシリーズ「一般教養」参考書(東アカ通信教育教材:市販品と同じ)
・オープンセサミシリーズ「小学校全科」セサミノート(東アカ通信教育教材:市販品と同じ)
・中1~3年数学ニューコース「参考書」 (学研教育出版)

「実践練習」をするための教材

・オープンセサミシリーズ「小学校全科」問題集(東アカ通信教育教材:市販品と同じ)
・オープンセサミシリーズ「一般教養」問題集(東アカ通信教育教材:市販品と同じ)
・全国過去問題集(東アカ通信教育付録:非売品)
・〇〇県の小学校教諭過去問(協同教育研究会)
・模擬試験(東京アカデミー・協同出版)

人にはそれぞれ学習タイプがあります。

みなさんは、ココで紹介されるものをそのまま使うのではなく、自分の学習タイプに合ったモノを選ぶために試行錯誤されることをおすすめします。

 

スキマ時間を活用して学習できるTwitter問題集

Twitterのマーク

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参考記事
▼Twitterでサブアカウントを作りたい方はこちら

Twitterサブアカウント(裏垢)を作ってみたので方法を紹介します!

 

“一発合格者”が実践した「小学校全科」対策の流れ

私が行った「専門科目(小学校全科)対策の流れ」は以下のとおりでした。
 

  1. 希望自治体の「出題傾向」や「問題難易度」を把握する
  2. 参考書などを活用して必要な知識を暗記する
  3. 実践練習で問題慣れをする
基本的に 教職教養と同じ流れ です。では以下に、流れに沿って説明いたします。

 

 

 希望自治体の「出題傾向」と「問題難易度」を把握しよう

希望自治体の「出題傾向」 や 「問題難易度」を把握することは大切です。限られた時間の中で教員採用試験の対策を効率よく進めるためです。

ここでみなさんに強調しておきたいことは

「出題傾向」だけでなく「問題難易度」も把握する

ということです。

 

自治体によってちがう小学校全科の「問題難易度」

小学校全科だけでなく教員採用試験の問題難易度は自治体によって違う

実は、小学校全科に限らず、教員採用試験は自治体によって「問題難易度」がかなり違います。

例えば

「受験人数が多い&低倍率な自治体」の問題は、基本問題が中心で比較的平易です。

具体的には、試験問題の多くが客観式(マークシート方式等)です。全問客観式の自治体も少なくありません。問題そのもののレベルも「公立高校入試レベル=中学卒業レベル」です。

反対に

「受験人数が少ない&高倍率な自治体」は問題が難しくなる傾向にあります。

具体的には、記述式問題に加えて、文章で回答する論述式問題が出題されることもあります。問題も「高校初級レベル」まで出題されることがあります。

このように「出題傾向」だけでなく「問題難易度」を考えると、勉強法の方向性を柔軟に変えていくべきなのは明らかです。

限られた時間の中で、正しい勉強法で対策を進めたいですね。

そのためにも、まずは 受験を予定している希望自治体の出題傾向と問題難度 を知りましょう。

そこで、希望自治体の「出題傾向」や「問題難易度」を把握するのに役立つのが「過去問題集」です。

 

“出題傾向や問題難易度” を知るなら 「自治体別過去問」

自治体別過去問で傾向を知ろう

教職教養と同様に、小学校全科の過去問題集にも「全国版」と「自治体別」があります。

希望自治体の “出題傾向”や “問題難易度” を知るのであれば「自治体別の過去問題集」を選びましょう。

「全国版の過去問集」は、全国の教員採用試験の出題傾向を知るには向いていますが、希望自治体の傾向を知るには遠回りです。「自治体別の過去問集」は、特定の自治体の過去3~5年分の過去問が掲載されています。従って、希望自治体の傾向を知るには近道といえます。

つまり、希望自治体の「出題傾向」や「問題難易度」を知るには「自治体別の過去問集」を利用するのが近道と言えます。

そこで私は
・〇〇県の小学校教諭過去問(教員採用試験過去問シリーズ:協同教育研究会)

小学校全科の過去問

を活用しました。

 

「出題傾向」と「問題難易度」を対策に活かす方法

「自治体別過去問集」で対策を進める上で大切なのは

「希望自治体の出題傾向や問題難易度を知る」という目的を忘れないことです。

その軸がブレていなければ、サラっと読みながらでもガッツリ解きながらでも良いと思います。

ただ、同じやるのであれば、効率よく暗記や理解の作業ができるよう、方法は自分で考えて進めるべきです。私は以下のことを意識しながら進めました。

 

“分類”しながら過去問に触れる

私は「希望自治体の出題傾向を知る」ために

・毎年出題されていたところ
・数年に一度出題されていたところ
・全く出題されなかったところ

といった具合に「分類」しながら傾向をつかむ対策を進めました。

私はガッツリ問題を解きながらではなく、サラっと問題とその回答に触れながら進めました。ガッツリと問題を解かなかったのは、この作業に時間をかけたくなかったことと、本番直前に模擬試験的に解きたかったからです。

 

覚える“優先順位”をつけるための工夫

つかんだ傾向は、次の「知識を暗記する段階」で役立てなければなりません。ですので、覚える時に「暗記すべき優先順位」が分かるように工夫しながら進めました。

具体的には、希望自治体の出題傾向をつかむ作業と並行して、次の「知識を暗記する段階」で活用する参考書(人によっては学習ノート型問題集など)に

・メモをする
・付箋を貼る
・マーカーをつける

などの作業をしました。

最後の「マーカーをつける」というのは「緑のシート」を使うと覚えたい所が消えるように「赤マーカー」をつける作業のことです。 「過去問で出題されたところ」 や自分のサジ加減で 「狙われそう」 と思ったところに片っ端からマーカーをつけました。

過去問題集について「出題傾向を把握するためには全国のトレンドを把握すべきである」、従って「自治体別過去問」ではなく「全国版過去問でやるべき」との意見もあります。

大切なことは、何事も人の意見は 「参考にする」 という姿勢を貫くことです。最終的には ご自分で考え、決めた勉強法 を信じることです。その結果が「自治体別」であろうと「全国版」であろうと、それはみなさんにとって正しい勉強法なのだということを意識してください。

 

 過去問で“出題ナシの分野”を放置しない

ここでひとつ、注意すべき点をお伝えしておきます。

傾向をつかんだ結果「過去問中に出題されなかったところ」を放置してはいけません

 

過去問で出題がない=優先順位を低くするだけ

過去問で出題されたなったところは、覚える優先順位を低く設定するだけです。

傾向に関係なく試験に出題される可能性は十分にあります。

他の対策との兼ね合いの中、許される範囲で目を通すなりして覚えるようにしましょう。

 

放置分野=弱点をつくらない

放置する分野を作るということは、弱点を作るということ です。

「弱点をつくらない」ことは、どの試験においても絶対に守らねばならないことです。

弱点の存在は、確実に合格率を下げます

どんなに苦手でも最低受験者平均は取れるようにしておきましょう。客観式のテストであれば正解できるレベルにはしておきたいところです。

 

 

 参考書などを活用して「必要な知識を暗記」しよう

傾向をつかんだら(掴みながらでもOK)次の段階に進みましょう。「必要な知識を暗記する作業」です。知らなかったモノや覚えていなかったモノは「即理解!即暗記!」です。

私が、専門科目(小学校全科)対策で使った「知識を暗記するため」の教材は

  • オープンセサミシリーズ「小学校全科:参考書」 (東アカ通信教育教材:市販品と同じ)
  • オープンセサミシリーズ「一般教養:参考書」 (東アカ通信教育教材:市販品と同じ)
  • オープンセサミシリーズ「小学校全科:セサミノート」 (東アカ通信教育教材:市販品と同じ)

です。

 

オープンセサミシリーズ「小学校全科:参考書」

私は、東京アカデミーの通信教育を受講していましたので、「オープンセサミシリーズ」は一式持っていました。

しかし、全部をフル活用はしませんでした。自分のやり易い勉強法に合わせて使い分けをしました
専門科目(小学校全科)では主に

・オープンセサミシリーズ「小学校全科:参考書」 (東アカ通信教育教材:市販品と同じ)

参考書 専門教科 小学校全科 2020年度 教員採用試験対策オープンセサミシリーズ / 東京アカデミー 【全集・双書】

を活用しました。「覚えるべき」と判断した部分を、「赤のラインマーカー」で線を引き、そこに「緑の透明シート」を乗せて覚える・・・これを徹底しました。

 

オープンセサミシリーズ 「一般教養:参考書 &セサミノート」

私は、専門科目(小学校全科)の知識を暗記するにあたって「参考書」だけでなく

・オープンセサミシリーズ「一般教養」参考書 (東アカ通信教育教材:市販品と同じ)

・オープンセサミシリーズ「小学校全科」セサミノート (東アカ通信教育教材:市販品と同じ)

セサミノート 専門教科 小学校全科 2020年度 教員採用試験対策オープンセサミシリーズ / 東京アカデミー 【全集・双書】

補助的に使いました
これは、自治体の過去問題と参考書とを照らし合わせた時に、微妙に「小学校全科:参考書」だけではカバーしきれておらず、「一般教養:参考書」を並行して使用するほうが良いことに気付いたからです。

このように、掴んだ希望自治体の出題傾向を参考に、臨機応変に勉強法を検討し、実行することは大切だと思います。

システムノートタイプの「セサミノート」は、文学史など、図表などに使いやすさを感じた所のみ を使いました。そして、「一般教養:参考書」は、「小学校全科:参考書」ではカバーできていないところをチェックし、並行して覚えました。

 

システムノート式教材 「ランナー」 について

教職教養と同じく、筆記試験に必要な知識を覚えるのに多くの方が利用している有名どころは

・システムノート 小学校全科ランナー (東京教友会)

小学校全科ランナー 2020年度版/東京教友会

ですね。私の周りの受験生では「ランナー」等のシステムノートで覚える人が多かったです。

私は、自分の学習タイプから「東アカの参考書」のほうが やり易いと判断しました。

「ランナーは良書」だと思いますが、掲載されている情報量が多すぎるように思います。アレもコレも覚えようとすると、必要以上に時間がかかり、効率が悪くなると思います。その点、東京アカデミーの参考書のほうが、情報量が適量に絞られている ので、やり易いと思います。

「ランナー」で対策を進める人は特に、自治体別の問題集で、希望自治体の出題傾向や出題難度を正しく把握して、暗記する対象に優先順位をつけしましょう。

 

「実戦練習」で問題慣れをしよう

傾向を掴み、優先順位を守りながら知識を身に着けたら、それを活用する実戦練習が必要です。

私は実戦練習で

・全国過去問題集(東京アカデミー通信教育付録:非売品)
・模擬試験(東京アカデミー3回 & 協同出版1回)

を使いました。

全国版過去問題集は、どの出版社の問題集を使っても変わりないと思います。全国の試験問題と解答が掲載されていれば何でも良いでしょう。大きさや色使いなど、自分の好みに合わせて購入すれば良いです。

私は、東京アカデミーの通信教育に付録があったので使いました。

実戦練習で私が心掛けたことは以下の2点です

・実力を測ること(できていないところの把握)にこだわる
・制限時間内に終わらせることにこだわる

 

実力を測ること(できていないところの把握)にこだわる

実戦練習では「点数で一喜一憂しない」よう気を付けましょう。大切なのは、 「できなかったところを把握する」ことです。点数ではありません

なぜ「点数に一喜一憂」してはならないのか。

筆記試験は試験の目的(採用人数・倍率)によって問題そのものの難度が違うからです。つまり、同じ点数でも自治体や受験年度によって重みが違ってくるからです。

なので、「できなかったところを把握すること」にこだわりましょう。

出来なかったところは自分の弱点であり、実力のなさの表れです。できなかったところを即チェックし、本番で同じミスをしないように対策をしましょう。

 

制限時間内に終わらせる

これは受験テクニック的なコトですがとても大切な事です。制限時間を考えて、時間配分をマネジメントしながら問題を解いていく練習をします。

筆記試験では、絶対に「時間切れ」を起こしてはなりません

そのために、どのようなことに気をつけて試験問題を解いていくのか。自分なりの「戦術」を考え、実行し、回答できる全ての問題を制限時間内に解くようにしましょう。

私は以下のような戦術を立てて、過去問で練習をしました。

  1. 全体を見渡し「自信のある問題と自信のない問題」「早く処理できる問題と時間の必要な問題」とを区別する
  2. 自信の“ある”問題の中で、早く処理できそうな問題を解く
  3. 自信の“ある”問題の中で、比較的時間のかかりそうな問題を解く
  4. 自信の“ない”問題の中で、早く処理できそうな問題を解く
  5. 自信の“ない”問題の中で、比較的時間のかかりそうな問題を解く
  6. 配点・出来具合・残り時間などによって、順番を前後させることを忘れない

教員採用試験の本番で「時間が足らなくて、できる問題が解けなかった・・・」なんて事が無いよう、日頃からの実戦練習で鍛えることが大切です。

 

「勉強法」は自分で考え、自分に合うやり方を探そう

以上、教員採用試験の小学校全科の対策について 「合格までの道のり」 として私の経験を元に説明してきました。

私はこの方法で「負けナシ3府県3連勝の1発合格」で受験生活を終えることができましたので、本記事でご紹介した勉強法に自信を持っています。

しかし、同じ方法で取り組めば誰もが同じ結果が出せるとは思いません。

それは、先述のとおり人には学習タイプがあり、その学習タイプによって勉強法には相性があるからです。あくまで参考程度にとどめておいてください。

何より大切なのは「自分で考えること」です。

自分のやり易い、暗記し易い方法を考える。そして、一度決めたら周りを気にせず、ガンガン進めていきましょう。

がんばってください。

 

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10 件のコメント

  • SAIRAN 様

     こんにちは。来年度の小学校教員採用試験を受験する者です。
     お忙しいところ申し訳ございません。
    SAIRAN様の本ホームページにて学習方法や考え方を学んでおり、
    自分に欠けているものが浮き彫りになってきています。

     何をしていけばいいのかを示してくださる、羅針盤として活用しております。
    今現在、過去問の傾向分析が終了し、暗記の巡回と演習を行っております。
     そこで、いくつか伺いたいことがございます。

    1.本ページ中段【私が、専門科目(小学校全科)対策で使った「知識を暗記するため」の教材は】
      に示される教材の中の三つ目は、『オープンセサミ〈セサミノート〉』でしょうか?

    2.『オープンセサミ〈問題集〉』の活用方法は、どのようなタイミングだったのでしょうか?
      今現在、『オープンセサミ〈問題集〉』を解きながら、暗記も平行しております。

    3.小学校全科 学習指導要領解説の暗記や理解はどのようにされたのでしょうか?
      小学校全科では、具体的な指導方法や学習指導要領解説の穴埋めがありました。
    全教科の学習指導要領がある中、
    SAIRAN様は、どのようにして学習指導要領解説の対策をされたのでしょうか?

    ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

    • こんにちは。
      拙い内容であるにもかかわらず、本ブログを参考にしていただきありがとうございます。

      早速ですがご質問にお答えします。

      >1.本ページ中段【私が、専門科目(小学校全科)対策で使った「知識を暗記するため」の教材は】
        に示される教材の中の三つ目は、『オープンセサミ〈セサミノート〉』でしょうか?

      そのとおりです。
      記述に誤りがありました。申し訳ありません。訂正いたしました。

      >2.『オープンセサミ〈問題集〉』の活用方法は、どのようなタイミングだったのでしょうか?
        今現在、『オープンセサミ〈問題集〉』を解きながら、暗記も平行しております。

      問題集の活用のタイミングは教科によって違いました。

      国語…文章読解問題のみ気の向いたとき程度

      算数…中学レベルの参考書での学習が終わったあと、ほぼ毎日やっていました。
      算数は知識の定着よりも問題を解いて力を高める教科だと考えていたからです。
      特に頻出の図形問題については、ある程度出題ポイントが網羅されていると判断し、オープンセサミ問題集のみを繰り返しやりました。

      社会…ほとんど使用せず(実践は過去問でカバー)。

      理科…計算や論理的思考力の問われる物理については必要に応じて活用していました。
      それ以外の記憶でカバーできる分野については社会同様ほとんど使用しませんでした(実践は過去問でカバー)。

      人によって勉強のスタイルがあるはずですので、過去の自分の特性を振り返りながら「やりやすい方法」で進めるのがイチバンです。
      私の場合は、ご質問者様と同様に必要に応じて暗記しながら問題を解いていました。
      どちらかというと暗記のほうの比重が高く、必要に応じて問題を解いていた感じです。

      >3.小学校全科 学習指導要領解説の暗記や理解はどのようにされたのでしょうか?
      小学校全科では、具体的な指導方法や学習指導要領解説の穴埋めがありました。
      全教科の学習指導要領がある中、
      SAIRAN様は、どのようにして学習指導要領解説の対策をされたのでしょうか?

      ありがたいご質問です。
      記事に抜けがある点のご質問、ありがとうございます。

      教科別の学習指導要領については
      ・東京アカデミー オープンセサミシリーズ 小学校全科問題集
      のみ活用しました。

      各教科の冒頭に、学習指導要領の頻出項目が整理されています。
      そこで狙われそうなところを、色ペンで穴埋めにして何度も読みながら暗記しました。

      そして、最も重要とされている「目標」については丸暗記しました。

      丸暗記した「目標」というのは以下のような以下のような「教科目標」です。

      ~国語科の目標~
      「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。」

      これくらいは全教科暗記できると思います。

      「各学年の目標や内容」については、穴埋め形式にして理解しながら覚えました。

      学習指導要領は現役教師でもほとんど読みません。
      要点は「指導書」という教科書の「指導用解説書」に書かれているからです。

      それくらいに学習指導要領は内容が膨大です。
      実物をバイブルに教員採用試験に臨むのは、あまりにも効率が悪すぎるのでオススメしません。

      実物に比べて東アカの教科書はあまりにコンパクトにまとめられすぎていて、不安になります。
      しかし、もうそれ以外が出たら「捨てる」くらいの気持ちでいいと思います。

      とにかく、満点を狙うのではなく「効率よく合格ラインを突破するために優先順位を付けて取り組む」という意識が大切だと思います。

      以上、ご質問に対する回答です。
      もし、ズレた回答になっている場合は申し訳ありませんが、改めてご質問ください。

      また、言葉遣いなど失礼な点があった場合はご容赦ください。

      質問者様の合格を願います。がんばってください。

      • SAIRAN 様
         こんにちは。お返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。
         大変お忙しい中、質問に回答してくださりましたこと、心から感謝申し上げます。

         より一層、必要なことがはっきりして進むべき道が見えてきました。
         
         最新記事の方も拝見いたしました。いつも更新を楽しみにしております。
         これからも子どもとの学びに向け尽力いたします。

         本当にありがとうございました。

  • こんにちは。
    小学校全科についての質問です。
    「具体的指導法」はどのような対策をしたらいいのでしょうか。
    今はひたすら指導要領を読む対策をしています。

    • 返信が遅くなり、申し訳ありません。
      小学校の全科の具体的指導法というのがよく分からないのですが、模擬授業の対策であれば私はネットにある「指導案」や「教育技術」という雑誌にある授業例の紹介に目を通しました。
      場面指導についてであれば、教採受験生を対象にした雑誌の特集やよくある論作文例など参考にして具体案を学びました。
      あと、いじめ対応などは自治体によっては教師向けに「いじめ対応マニュアル」を公開しているので、そういったものも参考にしました。
      的外れな返答であれば申し訳ありません。
      参考にしていただければ幸いです。

  • こんにちは。突然のコメント失礼致します。
    小学校教員採用試験の専門教養のことで質問をさせて下さい。
    現在、北海道の教員採用試験の専門教養の勉強を始めたばかりなのですが、過去問のほとんどは改定前の学習指導要領のため、どのように対策したらよいでしょうか。
    また、改定後の学習指導要領を問題形式で対策できる参考書があれば教えて頂きたいです。

    • はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      専門教養ということは小学校全科ということで良いでしょうか?
      教職教養の過去問については、改定後の新学習指導要領から出題されているかと思いますが、小学校全科については私も確認しておりませんので分かりかねます。
      私自身が受験生時代は、東京アカデミーの「小学校全科参考書」を使っていました。
      教科別・学年別に重要事項を表にして整理されていたはずです。

      それくらいしか申し上げられません。
      確かなご返答ができず申し訳ありません。

      栗山様の教採合格を願っています。がんばってくださいね。

      • 先生、ご多忙のところ返信を頂き、本当にありがとうございます。
        ご回答頂いたことを胸にきざみ、試験勉強に励んでいきたいと思います。
        返信が遅くなったことを、深くお詫び申し上げます。

  • 小学校全科の勉強をしています。
    一日、あるいは一週間でどのくらいのペースでやっていたのでしょうか。
    例えば、過去問〇年分などあったら教えてください。

    • 私の場合、小学校全科の数学については中学1年生よりやり直しをしましたので相当な時間を費やしました。
      具体的な時間につきましては計測していませんので分かりかねますが、時間ではなく達成率(度)が大切かと思います。
      個人的にはどの自治体の過去問でも一定ライン以上は取れるように目標を立てて取り組んでおりました。

      詳しくはコチラの記事をご覧ください。
      https://sairan-web.com/way-of-studying-zenka/syogakkozenka-kanzentaisakuguide.html

      あと、過去問につきましては東京アカデミーの通信教材の中にあった前年度の過去問(全国版)を解きました。
      受験自治体と類似した傾向(全問マーク式)のものを中心に取り組んだため、全ての自治体にはあたりませんでした。

      以上です

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