教員採用試験対策「独学」のススメ ~独学受験の時代がやってきた~

教員採用試験「その他」

受験勉強を進める中で「予備校や塾を利用するか独学で進めるか」は、多くの受験生が悩むところです。

私も8年間勤めていた会社を辞め、教員採用試験に打ち込む決意をするにあたって予備校や教採塾を選択するか独学で進めるかはとても悩みました。

そして「独学」を選択し、翌夏に「3府県3連勝の1発合格」を達成することができました。

予備校や塾は生存競争が激しい中で、どこも質の高いサービスを提供しています。

しかし、私はみなさんに 敢えて「独学」 をオススメしたいです。

その理由と根拠をまとめましたので、悩まれている方はぜひ参考にしてください。

本サイトの趣旨の関係上、教員採用試験を意識した内容になっていますが、各種学校や資格受験を控えている方にも参考にしてもらえると思います。



教員採用試験対策で「独学」を楽しめる時代が来た

今は、「独学」を楽しくやれる時代です。

なぜなら、社会の情報化が進むことで、個人でも試験に有益な情報を簡単に手に入れられるようになり、他の受験生と簡単に繋がって協力し合えるようになったからです。

ひと昔前は、受験対策と言えば「予備校」や「塾」に通うことが、最も効率的な方法とされていました。

例えば

  • 受験に関する「情報提供」
  • 出題傾向やテクニックを反映した「質の高い授業」
  • 自分を刺激する良きライバル「受験仲間」
  • 受験勉強に集中できる「自習室」

などは予備校や塾に通うメリットであり、独学生には得がたいことでした。

しかし今はちがいます。

インターネットを上手に活用するなど、個人でできる工夫をすれば、今まで予備校や塾が誇っていたメリットを自分の力で簡単に得られるようになったのです。

現代はやり方次第で「予備校生や教採塾生」に負けない教員採用試験対策を「独学」でも実現できる時代です。

独学を楽しめる時代が来たのです。

次に、教員採用試験対策に独学をするメリットについて、詳しく述べます。



 教員採用試験対策「独学」のメリット

独学のメリットは

学習方法から学習環境までの全てを「自分で選べる」こと

です。

独学は、自分の生活サイクル、学習スタイル、特性、趣向に合わせて、自分にとって最高の学習環境を作ることができます。

予備校や塾に通うと、カリキュラム、講師、テキスト、時間などを予備統一のルールに合わせなければなりません。

仮に、予備校や塾と契約しながらも「自習室と受けたい授業だけを受講する」ということはできなくはありませんが、「使わない」サービスについても利用料を支払わなければいけないデメリットがあります。

独学はその必要がありません。

自分で必要な情報を必要な時に取得し、受けたい授業を受けたいときに受け、必要に応じて受験仲間を作り、アプリや図書館などの情報を元に、自分が集中できる環境を自分で準備できます。

そして、必要な分だけ時間やお金などの「コスト」を使うことができます。

例えば、社会人で休日が不規則であっても、夜勤であっても、1日30分しか勉強時間が取れなくても、質の高い学習を実現することができます。

つまり、独学は選択を間違えなければ最高の学習効果が期待できる学習方法のです。

そう考えると、もう 「受験勉強するなら独学しかありえない」 気がしませんか?



「独学」はひとりでやるのではない

ココで言う独学はひとりでやることではありません。

独学とは

カリキュラム、講師、テキスト、時間、方法、場所などの受験勉強に関する全てのコトを「自分で選ぶ」学習法

のことです。

筆者も教員採用試験の準備をしていた時は「独学」でした。

しかし、論作文や面接については複数の専門家の先生から指導を受けていました。また、ネットで知った学習会に参加し、知り合った受講生と「受験仲間」としての関係を持ち、自主的に面接練習会や情報交換をしていました。

だれにも頼らず1人でやりきる方法もありますが、さすがにそれはオススメしません。

言い方は良くないですが、使えるモノやヒトは使うべき です。

世の中には使えるモノ、ヒト、サービスが溢れています。その中から自分に最も合っていると思われる「お気に入り」を選択していくのです。

とても楽しそうな勉強法だと思いませんか?

何を使うか、誰を使うかを全て自分で選択できるのが「独学」の魅力なのです。



教員採用試験対策で「独学」を成功させるポイント

独学のメリットは、学習方法から学習環境までの全てを「自分で選べる」ことですが、やり方を間違えると「自分で選べること」が「デメリット」になってしまう可能性があります。

そうならないためのポイントを押さえておきたいと思います。

独学を正しく楽しく進めるために押さえておきたいポイントは以下の2つです。

独学成功のポイント

  • インターネットをフル活用する
  • 自分で調べ、考え、行動する

 インターネットをフル活用する

今はインターネットを活用すれば、教員採用試験に関する情報を得るだけでなく、さまざまな課題をクリアできます。スマートフォン、パソコン、タブレットを駆使して、インターネットをフル活用しましょう。

例えば、「予備校のフルサポートは欲しくないが“テキストや情報”だけ欲しい」 のであれば「予備校の通信教育」を利用すればいいですね。

今は、ネットの動画配信で授業を見ることができるシステムもあります。受けたい時に、受けたい授業だけ受講できます。

面接対策も、SNSなどを通じて開催されている 「面接学習会」 を利用すればいいでしょう。
それでは自分を評価する人の専門性に信頼がおけない・・・と考えるのなら、「時事通信」や「共同通信」などが開催している「短期面接対策」を受講するのもアリでしょう。

また、教育関係の大学教授や元予備校講師などが有料で開いている「学習会」もあります。
こういった講座には予備校講師に負けない実績のある人からの指導を受けられます。つまり、予備校の講座をイイトコ取りするようなイメージですね。

さらに、参加した勉強会の出会いから“受験仲間”を得ることもできます。
実はこういった形の出会いのほうが、イマイチな人との縁も比較的切りやすいので、やり易いと言えます。

このような手段に関する情報のほとんどは、インターネットを活用することで簡単に得ることができます

 自分で調べ、考え、行動する

インターネットをフル活用することと合わせて、独学を成功させるために必要なポイントがあります。

それは「主体的に調べ、考え、行動する」ことです。

調べる

何よりまずは「課題を見つけたらすぐに調べる習慣」を身につけることです。そこで活躍するのが先述のインターネットです。

現代は、私たちが考えている以上に有益な情報・サービス・可能性がインターネットにあります。

暗記、学習管理、面接練習すらスマホのアプリや動画でできる時代です。何事もまずは「インターネットで調べる」習慣を身に付けてください。

考える

次に必要なコトは「考えること」です。

得た情報を取捨選択したり、数ある情報から正しい判断を導き出すためには 「考える」 ことが大切です。

一例ですが、私が教員採用試験の準備をしていた時は、以下の点を考え、判断していました。

  • 希望自治体の出題傾向
  • 合格に必要なレベル
  • 現時点での自分の能力
  • 自分の性格
  • 掛けられるコスト(お金や時間)
  • 選択肢のメリットとデメリット

自分の置かれた状況を冷静に分析し、本当に自分に必要な事なのかどうかも含めて考えることが大切です。

また、いったん始めたコトを時々ふり返ったり、取得した情報が本当に自分に有益な情報なのかを考えることも大切です。

例えば「コレがいい」と思って使い始めた参考書も、使っているうちに「イマイチだな」と思うことがあります。
そうなったときは一度立ち止まり、使う参考書を検討し直すべきです。

このように「考える」ことが、自分が歩もうとする…または既に歩んでいる道筋を軌道修正するキッカケになります。

行動する

そして、「自分に必要なコトだ」と判断したら、「即行動」に移しましょう。

「キリのいいところで来週から」
なんて悠長なことを言っていては、不合格まっしぐらです。

成功する人は「時間」を大切にします
お金は稼げば増やせますが、時間は増やせませんからね

今、この瞬間を大切にして 「コレいい!」 と思ったら、即実行する行動力が確実に皆さんを成功に導きます。

  

「独学力」は仕事をする人のスタンダードスキル

「独学」を成功させるのに大切なポイントとして下記のスキルを紹介しました。

独学成功のポイント

  • インターネットをフル活用する
  • 自分で調べ、考え、行動する

このスキルは、「独学」だけではなく、どの仕事においても必要とされるスタンダードスキルです。

教師の仕事でも、子どもや保護者の信頼を得ながらも、膨大な仕事を手際よく片付ける職員は、たいていこのスキルを持っています。

今の時代に、インターネットを使えない、人のまねばかりで考えもしないし、自主的にも動かない…そのような人は成功不可能です。

私生活の中でさえ、「独学力」のある人は、夫婦仲も良好にできるし、子育ても上手くやれるし、資産運用も賢くでき、買い物上手でもあります。

つまり、「独学」を成功するために「独学力」を実践して身に着けることは、受験勉強を成功させるだけでなく、教師人生の成功の糧になるのです。

教員採用試験対策を「独学」で乗り切ることは、まさに一石二鳥・・・いや、三鳥、四鳥です。

これからの受験勉強は 「独学」 の時代です。

さあ、受験生のみなさん!楽しんで 「独学」 しましょう!

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2018年10月12日