「教員採用試験」面接や討論で緊張を和らげる方法~緊張をほぐして試験の壁を乗り越えよう~

教員採用試験の勉強法「面接・討論」

教員採用試験に限らず、面接の緊張は避けることができません。

誰もがある程度の緊張はするものです。

この緊張は完全になくすことはできませんが、ほぐしたり、和らげたりすることは十分に可能です。

今回は「面接で緊張しすぎて力を発揮できない」という悩みを持つ方に、緊張をできるだけ和らげたりほぐしたりできる方法をご紹介します。

本記事はブログの趣旨から教員採用試験受験生を対象に提供していますが、一般の就職活動にも対応できる内容になっています。ぜひ参考にしてください。



緊張を和らげるためには準備が必要

面接での緊張を和らげるためには、それ相応の準備が必要です。

自分が「緊張するタイプ」であることを自覚しているのであれば、本番当日だけでなく、それまでの間に「緊張を和らげるための工夫」を重ねていくことが大切です。

今回は、時系列に

  • 面接当日までの緊張対策
  • 面接当日・本番までの緊張対策
  • 面接本番での緊張対策

の三つに分けて、「緊張」を少しでも和らげるための方法についてご紹介します。

面接当日までの緊張対策

面接本番での緊張を少しでも和らげたいのであれば、面接当日までの対策がかなり重要です。

面接当日までの対策とは「面接の練習」です。

なぜなら緊張は以下の2つの要因から発生するからです。

  • 面接に対する不慣れ
  • 自信のなさ

そして、この2つの要因をつぶすためには以下のコトが大切です。

  • 慣れない面接の独特の空気感に自分自身を放り込んで「場数を踏む」。
  • そして、何度も練習を繰り返して「圧倒的な自信を持つ」。

そして「場数を踏んだり自信を持つ」ためには、練習がイチバンの近道0なのです。

それでは、面接の準備としてどのような練習をすべきなのかをいくつか紹介します。

 

1.ひとり練習

緊張を無くすためにはまず練習で自信をつけよう

まずは「ひとり練習」を重ねましょう。

「ひとり練習」はそれ自体に緊張感ありません。

しかし

緊張感ゼロのひとり練習で自分の言いたいコトが言えなければ、緊張感のある面接で満足のいくパフォーマンスは出せません。

面接官が目の前にいると思って、自己PRや志望動機など…想定される質問に対して答える練習をひとりで何度もやりましょう。

15秒、30秒、1分と返答時間を区切ってタイマーを使いながら練習を重ねましょう。

孤独で地味な練習ですが、ココをクリアすることが「面接本番で緊張を和らげる第一歩」になります。

 

場所は「自分の家」が可能であればベストですね。

もし、自分の家で練習するコトが様々な事情で厳しければ、次なるオススメは「カラオケボックス」です。

カラオケボックスは大きな声も出せるので、お金と時間が許すなら良い練習ができます。オススメです。

 

2.受験仲間との練習会

ココからが、緊張に慣れるための「場数踏み」になります。

受験仲間を複数あつめて、面接官・他の受験生・オブザーブと役割分担をして「実戦さながらの練習」を積み重ねましょう。

受験仲間との練習会は、コスト面を中心に設定しやすいので数をこなせます。また、ひとり練習とは違って程よい緊張感を持ちながら練習できるので
場慣れには最適です。

もし受験仲間がいない人は、インターネットなどを駆使して探しましょう。

特にSNSなどでは、個人で開催を呼び掛けている「面接練習会の募集」があります。積極的に参加しましょう。

自分に合った場所や日時が無ければ、自分で設定して募集をかけても良いでしょう。

 

場所は「大学の空き教室」や「カラオケボックス」または「地域の公共施設にある貸会議室」などがオススメです。

カフェなどの飲食店でもいいですが、周りの声が騒がしいですし雰囲気が本番とは程遠くなります。逆に静かすぎる飲食店だと、声などで逆に目立ってやりにくいので、オススメしません。

あと、練習時の服装はスーツでやりましょう。

できる限り雰囲気を本番に近い形でやれるよう、服装から気をかけていくことが大切です。

 

3.有料の面接講座

受験仲間との練習会と同じように「場慣れ」するための練習としてオススメなのが「有料の面接講座」です。

「有料の面接講座」とは「実戦練習+プロからの指導講評」がセットになっている講座のことです。

「面接論」的なものを座学で学ぶものではなく「実戦練習」を実施する講座にこだわりましょう。

有料の面接講座は、本番さながらの緊張感を持ちながら練習ができるので「面接の雰囲気に自分を慣れさせる」という意味でかなりの効果が期待できます。

さらには、受験指導のプロから指導を受けることもできます。

 

予備校や出版会社が主催する練習もありますが、都市部を中心に、受験指導のプロやそれと同等クラスの方が開催している練習会もあります。

自分で探してみましょう。

有料ですので、面接講座の内容そのものの評判が悪かったりすると参加を躊躇してしまうこともあります。

しかし、緊張を和らげるための「場慣れ」が目的であれば、講座の内容は二の次です。評判は気にせずに参加することをおススメします。

 

4併願で他の自治体を受験する

併願で希望外の自治体を受験することも「場慣れ」に効果があります。

これは

自分の希望する自治体を受験するまでに、ほかの自治体を併願受験する…という最強の緊張対策です。

併願受験はコスト自体が、時間と事務手数料くらいでほとんどかかりませんし、なによりも本番です。

場所・受験生・面接官・進行…どれを取っても本番そのものなので、これ以上ない最高の練習になります。

自分が希望する自治体よりも早い日程で試験を行う自治体があれば「合格しても行く気が無い」場合でも、ぜひ受験してみてください。



面接当日・本番までの緊張対策

面接当日までにどれだけ準備を重ねても、面接の本番で「緊張」から完全に免れることはないでしょう。

しかし、それまでに努力して積み重ねてきた「場慣れ」と「自信」が緊張を和らげてくれることは間違いありません。

「もし、準備をしていなかったらもっと緊張していたんだ」と考えて、面接当日・本番でもさらなる工夫を重ねて緊張をほぐす努力をしましょう。

では次に、面接当日‟本番まで”に緊張をほぐすためにできるコトを紹介します。

 

1.景色を見て脳内で考え事

もし、控室などで窓があって外を見られるのであれば、景色を見て目に入るものについてイロイロと考え事をしてみましょう。

受験生

あの山ってなんていう名前なんだろう

ココの場所が〇〇だから、〇〇山かな?ダサイ名前やなオレが名付けるなら××山だな…

受験生

ここの街って人、多いなあ…

あの交差点で信号待ちしている人の人数を数えてみよう…

のように、敢えて面接とは関係のないことを考えることが、緊張感を和らげてくれます。

仮に外を眺めることができなくても、控室内のインテリアなど、目に飛び込んでくるものについてツッコミをいれていくと良いでしょう。

 

2.チャンスがあれば他の受験者と話をする

もし、控室などで他の受験生と話ができる環境であれば、話しかけてみると緊張感を和らげることができます。

じっと黙って面接のことについて考えこむよりは、緊張した気持ちを和らげることができます。

話しかける内容は何でも構いません。

  • 私、とても緊張してるんですがどうですか?
  • 他に受験されてるんですか?
  • 筆記試験どうでしたか?

など、情報収集も兼ねた話でも良いので話しかけてみると良いでしょう。

場合によっては、お互いに親近感を持てて、最後には「がんばりましょうね」とか「がんばってくださいね」といったエールを
送り合えたりして、味方が増えたような気にもなれます。

集団面接や集団討論でこの空気感が作れると、かなり緊張感をほぐすことがでるでしょう。

 

3.緊張している自分を受け入れ 開き直る

緊張している自分を受け入れることも、意外と大切です。

「うわあ…やっぱり緊張してきた…」

と緊張してきたことを後ろ向きに捉えてしまうと、より気持ちが下向きになるからです。

それよりも

緊張する受験生
ああ…やっぱり緊張してきた…もう笑うしかないなw
緊張する受験生
仕方ないな…もっと緊張しよう

くらいに開き直ると、幾分気持ちが楽になって緊張感が和らぐことでしょう。



面接本番での緊張対策

そして最後は面接本番での緊張対策です。

試験本番までにどれだけ頑張って緊張感をほぐして和らげられたとしても、結局本番になると緊張感が最高潮になってしまうと意味がありません。

本番に臨む際にも、緊張をほぐすための工夫や努力ができるよう、いくつかの方法をご紹介します。

1.良い結果を出さないといけない…と思い込まない

面接で緊張する人のほとんどが「良い結果を出そう」という気持ちが先走しることで、より緊張してしまいます。

緊張は日常と違った環境で起こります。

この「良い結果を出そう」という考え方が日常と違った心理状態なので、強い緊張につながるのです。

できるだけ日常と同じ心理状態で臨めるように工夫してください。

具体的には「良い結果を出そう」ではなく「言いたいことを伝えよう」「ゆっくりと笑顔で話を使用」「最初の挨拶でシッカリと声を出そう」といった、面接での動作を目標にして考えることをオススメします。

これらの面接での行動を目標にする考えは、面接練習を積み重ねてきた人にとっては、それこそ練習の時と同じ心理状態になります。

よって「良い結果を出そう」と考えるよりは、日常に近い心理状態に持っていくことができるはずです。

 

2.60点を取ればOKだと考える

面接試験では

ハイスコアではなく60点くらい取れればOKだ

と考えるようにしましょう。

これは、教員採用試験全体に言えることですが「ハイスコア」を狙う必要はありません。

その証拠に、面接が上手でなくても合格できている人が普通にいます。

教員採用試験は、他の試験科目との総合点で決まるはずですので、ハイスコアを狙うよりも「大きな失敗をしないことが大切」なのです。

特に低倍率になればなるほど、この傾向は強いでです。

具体的には「60点取れればいい」と考えてください。

60点取るということは 40点も失点ができるということですから気分も楽になります。

失敗しないように考えるのではなく

受験生
半分近く失敗してもいいんだ。だから思い切ってやろう…

くらいの気持ちで取り組むことが、逆に緊張を和らげ、好結果につながる可能性が高まるのです。

 

3.ダメなら来年もあるくらいの気持ちで受ける

「ダメなら来年もある」という気持ちも大切です。

試験対策をする時に「ダメなら来年もある」と考えるのは絶対にダメですが、本番に緊張をほぐすためであれば無問題でしょう。

「後がない」という気持ちが強くなるほど、自分を追い詰めてしまい緊張感が高まってしまうものです。

敢えて「開き直り」とも取れるこの考えを自分自身に言い聞かせて、て緊張感でいっぱいの自分の気持ちを解放させてみてはどうでしょうか。

 

4.面接官にアダ名をつける

これはネタみたいな話ですが

面接官にアダ名を付けて楽しんでみてください

これも緊張感をほぐす方法として意外と有効です。

面接会場に入場して挨拶をした後、面接官を見渡します。

その時に自分の目に留まった面接官ひとりに

受験生
この人ゴリラみたいやな…ブタゴリラってことにしよう
受験生
この人〇〇先生にそっくりやん、〇〇先生てことにしよう

みたいな感じでアダ名を付けてしまうのです。

失礼なコトではありますが、口に出さなければ問題ありません。

逆に面接官に親しみが出て、緊張感をほぐすことにつながります。

よく「面接官をカボチャだと思え」と言われるコトがあります。しかし、カボチャじゃないのにカボチャだと思うことにはチョット無理があります。

それよりも、自分の印象を頼りに「あだ名」を付けてしまったほうが、実感が湧いて緊張をほぐすことができるハズです。



まとめ:実戦練習を重ねながら自分に合った方法を見つけよう

以上、私自身の経験を踏まえながら「面接での緊張を和らげる方法」をいくつかご紹介しましたが、これらすべてがみなさんに合うとは限りません。

なぜなら、緊張を無くす方法は勉強法などと同様で「人との相性がある」からです。

私自身、様々な情報から緊張をなくす方法を試みましたが、上手くいかなかったコトも多々ありました。

結局は、様々な試行錯誤を繰り返しながら「自分に合った緊張を和らげる方法」を見つけるしかないのです。

緊張しなくなる方法を見つけるためにも、やっぱりオススメなは、ダントツで「実戦練習」を積むことです。

「実戦練習」は緊張をしなくするための手段ですが、緊張をしなくするための自分に合った手段を見つけるための手段にもなります。

早い段階から、様々な緊張を和らげるための方法を調べましょう。

そして、調べた様々な緊張を和らげるための方法を「実戦練習」の中で試し、自分に合ったやり方を見つけてください。

 

みなさんが、限りなく平常心に近い状態で面接試験をクリアされ、教員採用試験に合格されることを願います。

頑張ってください。