【教員採用試験】教職教養穴埋め問題集「令和の日本型教育の構築を目指して③」~子供の学び~

教員採用試験対策~教職教養編~令和の日本型教育の構築を目指して~総論・子供の学びアイキャッチ 教職教養問題集

教員採用試験で出題される教職教養に関する資料を穴埋め形式で学習できるよう、まとめました。

だいぶつ
  • 教員採用試験「教職教養対策」のスタートとしてウォーミングアップしたい方
  • 直前期・試験当日など、忙しい中でのスキマ時間に「教職教養」の出題ポイントをチェクしたい方
  • 何となくでこの記事にたどり着いた方など・・・

はぜひご利用ください。

ここでは

ICT化する学校(タブレットで学習する生徒)のイラスト

令和の日本型教育の構築を目指して③

に関する問題を掲載しており、具体的には以下の内容を問題にしています。

  • 子供の学び

重要なポイントは赤字にしているので、赤シートをスマホやタブレットの上にかぶせると消えます。

チェック教材の代わりにしてください。

🔽同シリーズ「① 育むべき資質能力」のご利用はコチラをご覧ください。

教採対策問題集~教職教養編~「令和の日本型教育の構築を目指して①」総論編のアイキャッチ画像

【教員採用試験】教職教養穴埋め問題集「令和の日本型教育の構築を目指して①」~育むべき資質・能力~

🔽同シリーズ「② 直面する課題と動き」のご利用はコチラをご覧ください。

【教員採用試験】教職教養穴埋め問題集「令和の日本型教育の構築を目指して②」~直面する課題と動き~

 

🔽同シリーズの「時事問題編」のご利用はコチラの記事をご覧ください。

出題される時事ニュースアイキャッチ画像

【2024年】教員採用試験で出る!時事問題12選+略語&用語!~穴埋め問題あり~



文科省「令和の日本型教育の構築を目指して」より

文科省「令和の日本型教育の構築を目指して」の全文はコチラ

以下、出題される可能性の高い部分の穴埋め問題です。

 

第1部
総論

2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿

子供の学び

〇新型コロナウイルス感染症の感染拡大による臨時休業の長期化により,多様な子供一人一人が( 自立 )した学習者として学び続けていけるようになっているか,という点が改めて焦点化されたところであり,これからの学校教育においては,子供が( ICT )も活用しながら自ら学習を調整しながら学んでいくことができるよう,「( 個に応じた指導 )」を充実することが必要である。この「個に応じた指導」の在り方を,より具体的に示すと以下のとおりである。

 

〇全ての子供に基礎的・基本的な( 知識 )・( 技能 )を確実に習得させ,( 思考 )力 ・判断力・( 表現 )力 等や,自ら学習を( 調整 )しながら粘り強く学習に取り組む( 態度 )等を育成するためには,教師が( 支援 )の必要な子供により重点的な指導を行うことなどで効果的な指導を実現することや,子供一人一人の( 特性 )や学習進度,学習到達度等に応じ,指導方法・教材や学習時間等の柔軟な提供・設定を行うことなどの「( 指導の個別化 )」が必要である。

 

〇基礎的・基本的な( 知識 )・( 技能 )等や,言語能力,( 情報活用 )能力,問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力等を土台として,幼児期からの様々な場を通じての( 体験活動 )から得た子供の興味・関心・キャリア形成の方向性等に応じ,探究において( 課題 )の設定,( 情報 )の収集,整理・分析,まとめ・( 表現 )を行う等,教師が子供一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで,子供自身が学習が最適となるよう調整する「( 学習の個性化 )」も必要である。

 

〇 以上の「( 指導 )の個別化」と「( 学習 )の個性化」を教師視点から整理した概念が「 ( 個に応じた指導 )」であり,この「個に応じた指導」を学習者視点から整理した概念が「( 個別最適な学び )」である。

 

〇これからの学校においては,子供が「( 個別最適な学び )」を進められるよう,教師が専門職としての知見を活用し,子供の( 実態 )に応じて,学習内容の確実な定着を図る観点や, その理解を( 深め ),( 広げる )学習を充実させる観点から,( カリキュラム・マネジメント )の充実・強化を図るとともに,これまで以上に子供の成長やつまずき,悩みなどの理解に努め,個々の( 興味 )・( 関心 )・意欲等を踏まえてきめ細かく指導・支援することや,子供が自らの学習の状況を把握し,( 主体的 )に学習を調整することができるよう促していくことが求められる。

 

〇その際,( ICT )の活用により,( 学習履歴(スタディ・ログ) )や生徒指導上のデータ,健康診断情報等を蓄積・分析・利活用することや,教師の負担を軽減することが重要である。また,データの取扱いに関し,配慮すべき事項等を含めて専門的な検討を進めていくことも必要である。

 

〇子供がICTを日常的に活用することにより,自ら( 見通し )を立てたり,学習の状況を把 握し,新たな( 学習方法 )を見いだしたり,自ら( 学び直し )発展的な学習を行いやすくなったりする等の効果が生まれることが期待される。 国においては,このような学習者や ICT 活用の視点を盛り込んだ「( 個別最適な学び )」に関する指導事例を収集し,周知することが必要である。

 

〇さらに,「個別最適な学び」が「( 孤立した学び )」に陥らないよう,これまでも「日本型学校教育」において重視されてきた, 探究的な学習や( 体験活動 )などを通じ,子供同士で, あるいは地域の方々をはじめ多様な他者と( 協働 )しながら,あらゆる他者を( 価値のある存在  )として尊重し,様々な社会的な変化を乗り越え,( 持続可能な社会の創り手 )となることができるよう,必要な資質・能力を育成する「( 協働的な学び )」を充実することも重要である。

 

〇「協働的な学び」においては,集団の中で( 個が埋没 )してしまうことがないよう,「( 主体的・対話的で深い学び )」の実現に向けた授業改善につなげ,子供一人一人の( よい点 )や( 可能性 )を生かすことで,異なる考え方が組み合わさり,よりよい学びを生み出していくようにすることが大切である。「協働的な学び」において,同じ空間で時間を共にすることで,お互いの ( 感性 )や( 考え方 )等に触れ刺激し合うことの重要性について改めて認識する必要がある。人間同士の( リアルな関係 )づくりは社会を形成していく上で不可欠であり,( 知・徳・体 )を一体的に育むためには,教師と子供の関わり合いや子供同士の関わり合い, 自分の( 感覚      )や( 行為 )を通して理解する実習・実験,( 地域社会 )での体験活動,専門家との交流など,様々な場面で( リアルな体験 )を通じて学ぶことの重要性が,AI 技術が高度に発達する (  Society5.0 )時代にこそ一層高まるものである。

 

〇「協働的な学び」は,同一学年・学級はもとより,( 異学年 )間の学びや他の学校の子供との ( 学び合い )なども含むものである。( 知・徳・体 )を一体で育む「日本型学校教育」のよさを生かし,学校行事や児童会(生徒会)活動等を含め学校における様々な活動の中で( 異学年 )間の交流の機会を充実することで,子供が自らのこれまでの成長を( 振り返り ), 将来への展望を培うとともに,( 自己肯定感 )を育むなどの取組も大切である。

 

〇さらに,ICTの活用により,子供一人一人が自分の( ペース )を大事にしながら( 共同 )で作成・編集等を行う活動や,多様な意見を共有しつつ( 合意形成 )を図る活動など,「( 協働的な学び )」もまた発展させることができる。ICTを利用して空間的・時間的制約を緩和することによって,( 遠隔地 )の専門家とつないだ授業や他の学校・( 地域 )や海外との交流など,今までできなかった学習活動も可能となることから,その新たな可能性を「( 主体的・対話的で深い学び )」の実現に向けた授業改善に生かしていくことが求められる。

 

〇学校における授業づくりに当たっては,「( 個別最適 )な学び」と「( 協働的 )な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられる。各学校においては,教科等の( 特質 )に応じ,地域・学校や児童生徒の( 実情 )を踏まえながら,授業の中で「( 個別最適 )な学び」の成果を「( 協働的 )な学び」に生かし,更にその成果を「( 個別最適 )な学び」に還元するなど,「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し,「( 主体的・対話的で深い学び )」の実現に向けた( 授業改善 )につなげていくことが必要である。その際,( 家庭 )や( 地域 )の協力も得ながら人的・物的な体制を整え,教育活動を展開していくことも重要である。 国においては,このような「( 個別最適 )な学び」と「( 協働的 )な学び」の一体的な充実の重要性について,関係者の理解を広げていくことが大切である。

 

〇したがって,目指すべき「令和の日本型学校教育」の姿を「全ての子供たちの可能性を引き出す, ( 個別最適 )な学びと,( 協働的 )な学びの実現」とする。

 

 

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